胃下垂の人は、胃が臍の部分あるいは骨盤あたりまでに落ち込んでいる人もいます。食物と胃液がよく混ざらない為に消化が遅れます。よって、長時間胃の中に食物がたまっているので、胃もたれやムカツキがおこり食欲がありません。
胃下垂の原因は、胃腸が弱く筋肉の力が弱い人です。内蔵も筋肉でできているので胃が垂れ下がってしまうのです。胃下垂の人は、腎臓や子宮など他の内臓系も垂れ下がっている場合が多いのです。子宮下垂になると不妊や流産などの原因にもなります。
胃下垂の人は、体力もなくパワーが継続できにくいのです。また、免疫力が弱いために風邪なども引きやすいのです。
咀嚼回数を増やし、一度に満腹になるような食べ方をしないようにすることも大切です。消化機能が弱いので、油っこいものや甘い物は出来るだけ控えるようにしましょう。また、食後は十分休養を取り、就寝前2時間以降は飲食をしないことも大切です。
更に、60分程度歩くなど適度な運動をすることも意識して行なってみましょう。
胃腸の働きを良い状態に保つことは全て内蔵機能の力の元になりますので、良い状態をお互いに維持していきましょう。


