体内の上下の作用を支える力のヒミツにせまる!
◆体内の上昇力と下降力と臓器系の関係
体内の上昇は、肝の働きの疏泄作用のバックアップにより行われています。
体内の下降は、肺の働きの粛降作用のバックアップにより行われています。
例えば、ゲップや逆流性食道炎は、肺の粛降作用が低下して下に下げることが出来ていない事を意味します。
身体の仕組みが理解出来ると対策も考えられますよね。
以下に用語の説明も記載しましたので、みてね。
疏泄とは、肝の生理機能のひとつです。精神機能や臓腑の活動をのびやかに円滑に保つことです。自律神経系の働きに似ています。新陳代謝と同様な意味もあります。
粛降とは、肺の機能で、各臓腑へ降ろすという意味があります。下降させることにより、吸気や水分を下方へ移動させることです。体内に酸素を採り入れることをいいます。採り入れた酸素を下降して気道を清潔に保ちます。また、大腸の蠕動運動を促します。



