今日のテーマは下痢 食滞脹胃型です。
中医学で原因別に分類すると主に以下の6つになります。
寒湿型
湿熱型
食滞脹胃型
肝氣乗脾型
脾胃虚弱型
脾腎陽虚型
食滞脹胃型について
①メカニズム
食べ過ぎ等不摂生による消化不良により起こる。
②症状の特徴
腹痛があり腹がゴロゴロ鳴る、便に未消化物が混ざり腐卵臭がする、排便後腹痛が楽になる、胃部が脹り食欲がない、臭いゲップ、舌苔厚膩、脈滑。
③食治原則
過食しない。
消化しやすいものを食べる。
脾胃の機能を高め消化をよくする消食作用のある食材を摂取する。
④主な食材
人参、山査子、炒り麦芽、神曲、大根の種、鶏の砂嚢。