今日のテーマは肥満 脂肪太り(痰湿)型対策です。
肥満には脂肪太り型と水太り型があります。中医学的には痰湿型と氣虚型に分類されます。
脂肪太り(痰湿)型
①メカニズム
飲食の不摂生、長期にわたる食べ過ぎ、甘いものや脂っこいものの偏食により脾(消化器系)の機能が乱れ代謝異常物である痰湿(病的な水分)が生成され肥満となる。
②症状の特徴
赤ら顔の堅太りタイプ、暑がりで胸や胃のあたりがつまった感じがする、全身や手足の重田怠さ、舌質紅、脈滑
③食治原則
甘いものや脂っこいものは控える。
食事量を減らす。
痰湿を除く作用のある食材を摂取する。
温熱性の食物を避け平寒涼性の食物を摂取する。
④食材
西瓜の皮、胡瓜、冬瓜、大根、春菊、桃花、昆布、菊花、白木耳、はと麦、桑の葉、蓮の葉