変わる世の中を変わらないものを大切にして生きる。
だから人間学を学び徳を積む必要があるのです。
遊びをせんとや生まれけむ。
戯れせんとや生まれけん。
遊ぶ子供の声きけば、
わが身さへこそゆるがるれ。
大意
遊びをしようとして、この世に生まれてきたんだろうか?
戯れをしようとして生まれてきたのだろうか?
一心に遊んでいる子供の声を聞くと、
私の身体まで自然に動き出してくることだよ。
一息をつくだけでなく退屈な時間を過ごすことで心に余裕が生まれる。
自然との触れ合い、日々の生活を楽しみ余裕と、あらゆるものに対する好奇心、これが豊かな感受性を生む。
本気で遊び、遊びを通じ豊かな感性を蓄積され、新しい発想と創造性が生まれる。
お互いに本気で遊び感受性と人間力と徳を高めていきましょうね。
水のごとく よどみなく
さらさらと 流れたい。
どんな良いことがあっても、
どんな悪いことがあっても、
うしろをふり向かずに、
前へ前へ、
さらさらと流れたい。
左右の岸にどんな美しい花が
咲いておっても、
どんなに楽しく小鳥が
鳴いておっても、
その美しさをほめながら、
その楽しさをよろこびながら、
足ぶみせずに流れよう。
流れる水は凍らぬとか。
流れる水は腐らぬとか。
それが生きておると
いうことであろう。
田畑をうるおし、
草木を養い、
魚を育てながら、
決して高きを望まず、
低い方へ低い方へ、
水の流れる如く、
わたくしも流れたい。