今日のテーマは間接灸です。
生姜や大蒜や塩を艾の下敷きにしお灸することで効能が変わります。
生生姜や大蒜は厚さ0.2~0.5mmにスライスし穴を開け下敷きとして使用する。
◆隔姜灸の効能
温熱作用を強めるので風寒湿型の肢体や関節のしびれ・疼痛の治療に活用可能。
更に消化促進として活用するなら中脘(正中線上で臍より親指以外の4本指幅分の2倍上あたり)に隔週灸を、生殖増強として活用なら関元(正中線上で臍より親指以外の4本指幅分下あたり)に隔週灸をする。
◆隔蒜灸の効能
初期の腫瘍、肺癆、肺結核等の治療に活用可能。
◆隔塩灸
臍の上で使用する場合が多く急性の胃病、寒性の胃病、中風脱症、関節炎に活用可能。