コーチングで、他人を誉める時の着眼点には、
1. 結果承認
2. 事実承認(変化承認)
3. 存在承認
この3つがあるのだそうだ。
そして、往々にして、
男性は結果承認で誉められたと実感し、
女性は存在承認でそれを実感し、
満たされ、次の行動につながるのだ。
この3つの承認方法の内の1つ
「存在承認」・・・。
ある夫婦の会話が頭の中に浮かんできた。
毎日、毎日、夜は遅くまで残業、
家に帰ってくるのは、早くても夜の10時のご主人
土日こそは家で過ごすのかと期待して
奥様
「今日は家でゆっくりできるの?」
ご主人
「あっ、言ってなかったっけ。
今日も仕事なんだ」
奥様
「そうなんだ、頑張ってね」
ご主人
「何かあった?」
奥様
「特に何も。大丈夫」
とこんな週末のやり取りが4~5回くらい繰り返された後、
6度目の週末。
奥様
「今日こそ、家でゆっくりできるんだよね!」
(語尾が?ではなく、!に変わっていたりする)
ご主人
「アッ、ごめんごめん、
今日は大学の友人とゴルフなんだ」
奥様
「・・・・・・・・・」
このだんまり、一番怖かったりする。
時限爆弾装置、秒読み開始といったところだろうか。
せきを切ったように奥様が・・・、
「仕事と私、どっちが大切なの!」
実はこの一言、
どちらかを選んで欲しいのではなく、
「私を無視しないで!」
「私はここにいるのよ!」
と存在を認めてほしいのでは、
これが、本音なのかも。
ここにこそ、存在を認める一言
「存在承認」的一言が返せれば、
きっとことは収まるはず。