今日のテーマは、茗荷(みょうが)の効能と活用法です。
⑴茗荷の効能
温性で、肺経と大腸経と膀胱経に働く。
発汗解表
風寒(寒気/喉痛無/発熱無)の風邪によい。
散寒通陽
生理不順、生理痛によい。
解毒散結
口内炎や風邪の予防、不眠症、瘡瘍腫毒(腫物)によい。
▪️行氣健脾
夏バテ防止、食欲不振によい。
⑵茗荷の活用法
▪️腰痛、肩凝り、リウマチ、神経痛には患部に茗荷を張り更に入浴剤代わりにする。
▪️喉の腫れ
茗荷をミキサーにかけ汁を絞り同量の日本酒を加える。この液で1日数回嗽する。
▪️痔
茗荷の葉と茎を刻み布袋に入れ薬湯。
葉を煎じた汁を薬湯とする。
茗荷を濃いめに煎じ薬湯とし腰湯。
いずれの方法もお尻を浸すこと。
⑶使用上の注意事項
▪️茗荷を水に浸して放置しない。