今日のテーマは、五臓の生理感(五行学説の相生編)です。
五臓間の生理機能を五行学説の相生に従い説明させて戴きます。これを理解するだけでも治療等対策のヒントになりますからね。
①肝生心
→肝の血を蔵する作用並び疏泄作用(伸びやかに気血を運ぶこと)により心の血脈を司る機能を助ける。
②心生脾
→心は脾を温め脾の運化作用(消化吸収運搬)を助ける。
③脾生肺
→脾の運化作用(運搬)で肺の助ける。
④肺生腎
→肺の宣散粛降作用(体液と消化物を全身に散布分配)で納氣作用を含む腎を助ける。
⑤腎生肝
→腎精(生命エネルギー)は肝の働きを助ける。また、腎(陰)は肝を潤す。