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命には、命よりも大切なものがある
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生命には目的があります。
「なぜ生まれてきたか」という問いは、答えのない問いです。
与えらえた命をどう使うか。
生命の目的とはなにか。
この生物学的事実をどのように「人生を生きる力」に変えていくか。
ただ生きるのではなく、目的を実現するために生きるのが、生命です。
命というものは、目的を実現するために生きているのです。
命には、命よりも大切なものがあります。
それが「生きる」ということです。
命というものは、生きたいと思っています。
命がいちばん喜ぶとき、命がいちばん輝くときは、どんなときか。
それは生きたい生きたいと思っている命が、
「このためなら、俺は死ねる。このためになら、死んでもいい。このために死ねたら本望だ」
と、いうものと出会ったとき、命はもっとも美しく、激しく燃え上がるのです。
「生きたい、生きたい」と思っている命が、「このためになら死んでもいい」と
思える瞬間、それが最高の生きるエネルギーに変わるのです。
命が、いちばん輝く瞬間です。
「使命とは、この命の使い方」、
「この命を何のために使うか」