噛む力

今日のテーマは、噛む力です。

噛む力の減退は顎の萎縮だけでなく、歯槽膿漏や顎関節症や歯並びの悪さの根本原因です。

咀嚼力は、乳歯が生え物を噛んでいるうちに歯と骨の間にある歯根膜という組織が発達し歯を発達し歯を支える組織が強くなることにより顎骨も丈夫になり咀嚼力がつきます。よって幼児期にきちんと噛んでいないとまともな永久歯も望めないので、歯槽膿漏や顎関節症等になりやすいのです。

歯は、歯槽骨（顎骨）に固定され歯槽膜により弾力を与えられていますので、ピッタリついているのでなく、わずかに溝があります。この溝にゴミが溜まり細菌が侵入し歯肉炎となり、その状態が更に進めと歯槽膿漏になるのです。

また、歯の根元には神経が多数取り巻いていますので脳とのつながりが深いのです。手を動かしことにより脳が発達したように、噛むことによっても脳を発達させてきたのです。

よって噛むことは、肥満の予防だけでなく癌等生活習慣病の予防になるのです。噛めば噛むほど、血液の循環がよくなり、脳卒中予防や脱毛予防となり、美容や健康にとても良い効果があるのです。

柔らかい物だけでなく硬い物も噛むことにより健康が維持できるのです。よって毎日の習慣として歯茎鍛錬法を御紹介いたしますので、親子で試してみてね。

歯茎鍛錬法

口をしっかり閉じたままで普段より少し強めで上下の噛み合わせを100回繰り返します。

尚、舌を噛まないように注意してね。