今日のテーマは、気血両虚型の浮腫みです。
①メカニズム
胃腸機能が低下し気血が生成されない、あるいは久病の後で気血が不足し臓腑全体の機能低下して水分代謝異常となり浮腫みが起こる。
②症状の特徴
慢性的に生じる顔や手足の浮腫む。顔色は、白から黄色っぽくくすむ、ツヤが無い。頭のふらつき、動悸、息切れ、食欲不振、体がだるく疲れやすく元気がない。
また、夕方にひどく浮腫むのは、血液不足型、朝方にひどく浮腫むのは、気の不足型、朝夕にひどく浮腫むのは、気と血液が両方不足している型です。
③漢方薬
婦宝当帰こう、十全大補湯、帰脾湯など
④薬材
当帰、竜眼、ナツメ、鯉、黄耆
⑤薬膳例1 鳥肉の当帰黄耆煮
ガーゼ袋に当帰と黄耆を各10g入れ骨付き鳥肉200gと水を入れ煮立ったら醤油と黒砂糖を加え弱火で更に煮込む。
当帰と黄耆は、食べないで二度煎じに使用してもよい。
⑥薬膳例2 ナツメと枸杞のジャム
種を除いたナツメと枸杞の実を各1カップに、2カップの湯を入れ柔らかくなるまでもどし大さじ5杯の黒砂糖とひとつまみの粗塩を鍋に入れ弱火で約30分煮込むとジャムの完成です。
①メカニズム
胃腸機能が低下し気血が生成され
②症状の特徴
慢性的に生じる顔や手足の浮腫む
また、夕方にひどく浮腫むのは、
③漢方薬
婦宝当帰こう、十全大補湯、帰脾
④薬材
当帰、竜眼、ナツメ、鯉、黄耆
⑤薬膳例1 鳥肉の当帰黄耆煮
ガーゼ袋に当帰と黄耆を各10g
当帰と黄耆は、食べないで二度煎
⑥薬膳例2 ナツメと枸杞のジャム
種を除いたナツメと枸杞の実を各