陰陽の関係と生理 | シンデレラダイエットのよっちゃん オフィシャルブログ


 毎週土曜日の特別テーマ 可愛い赤ちゃんを貴女に の第11回目です。

 具体的には、生理と陰陽の関係についてです。

 中国医学では、女性は7の倍数で、男性は8の倍数で大きな体の変化が表れると考えます。

 女性の倍数は、14歳で初潮を49歳で閉経を迎えると考えています。この変化を言い換えれば腎機能の変化で、14歳前後になると腎機能が一定レベルに達し初潮を迎え、28歳前後で
腎精(生命エネルギー)が最高に達し以降少しづつ衰え49歳前後で閉経となります。
腎精の充実度と妊娠は大きく関係しますので、腎機能が生殖の司ると言われるます。
更に言うなら老化を司るとも言えるのです。


 女性の生理周期は、「蓄える時期の卵胞期と黄体期」と「排泄する時期の排卵期と月経期」の
2つの状態から成り立ちます。


 蓄える時期は、卵胞を成熟させ子宮内膜に栄養を蓄え柔らかい状態にします。一方排泄する時期は、排卵し月経血等を残さずに出します。

 女性の生理では、卵胞ホルモンを陰と黄体ホルモンを陽と考えます。

 月経期から卵胞ホルモンが増え始め卵胞期に更に卵胞ホルモンの分泌が増加し最大になると
排卵します。言い換えれば月経期から陰が増え始め卵胞期には、更に陰が増え卵胞期に陰が
極まり陰が陽に転化します。

 黄体期に黄体ホルモンが増え始め黄体ホルモンが最大に達すると月経になります。言い換えれば黄体期に陽が増えていき月経期に陽が極まり陽が陰に転化します。

 この陰陽の変化に合わせて漢方薬の種類を変化させていく必要があるのです。次週以降で、詳しく説明させて戴きます。