糖尿病の人に多い舌の状態についてです。
糖尿病は、血糖値が高くなる病気です。中医学的には、
腎機能が低下し体液が不足し血液循環が悪く潤いがなく、
体内に熱がこもった状態にあると考えます。
この考えからですと糖尿病の人が水をよく飲みたがる
理由が理解出来ると思います。
糖尿病の人に多い舌の状態を御紹介致します。
1、全体的に赤みが濃く、深紅色。このような舌は、
体液がかなり減り熱が盛んな状態の時に
あらわれる舌の状態です。
2、舌苔が黄色く乾燥している。このような舌は、
体内に熱がこもり体液が失われた状態で、
食べても舌が痩せてきます。
3、舌は、赤く舌の中央部のみに舌苔がない。
このような舌は、胃の粘液も減少し炎症等が生じ、
糖尿や足腰の衰えていった症状もでてきます。
糖分を含んだ血液は、知らず知らずのうちに血管を
傷つけ神経も弱めます。糖尿病悪化防止の基本対策は、
適度な運動と睡眠と食事の改善です。
糖尿病にならないようにする為にも、適度な運動と
腹八分目を実行していきましょう!
また、山芋や黒豆等で体液改善を図ることも意識して
みましょう。