蓄膿症は副鼻腔に濃い膿がたまる慢性の病気です。
鼻腔の粘膜が腫れて空気の通路がふさがると副鼻腔に
細菌が閉じこめられて炎症がおこります。
また炎症がひどくなると膿がたまり痛みや出血を
伴うことがあります。
鼻の鼻腔や副鼻腔は温度30℃湿度90%のエアコンの役割と
ホコリやチリを除去するエアクリーナーの役割をしています。
汚れた空気や冷たく乾燥した空気を吸い続けると鼻腔が
オーバーワークし細菌に感染し炎症をおこし鼻が詰まるのです。
また、鼻中隔の曲がりにより左右の鼻の通気量に差が生じ
炎症が起こる原因になります。
このように、呼吸器系の機能が低下することにより
蓄膿症状はおきているのです。
本治療としては、呼吸器系の機能を向上策を行います。
また、胃腸の働きを向上させ体力や免疫力を合わせて
対策することも必要です。
症状を緩和する対策として膿の排泄し鼻の通りを
よくしてあげる必要もあります。
生活面においては、甘いものや冷たいものを控えること。
また、鼻が弱い人はマスクや点鼻藥等で普段から鼻を
いたわっておくことも大切です。