肥満は、体重に占める脂肪の割合が増えることを言い、
浮腫みは、水分の割合が増えることです。
太っている場合は、かた太り(筋肉質)、脂肪太り(肥満)、
水太り(浮腫み)の内どれなのか見極める必要があります。
浮腫みの症状としては、体の一部を押しても
凹んだまま直ぐに戻らない状態を言います。
浮腫みの原因は、体内の水分代謝の低下です。
①腎機能低下型
腎機能が低下し尿が十分に排出出来ていないのが原因。
足腰がだるい、口の乾き、尿の出がよくない、
顔色が悪い、疲れやすい等の症状が特長。
②心機能低下型
心臓の働きが悪く腎臓にいく血量が減ると腎機能も低下し
尿量が減るのが原因。
また、水分は、血液の循環により調整されている為に
血行が悪くなり水分代謝が低下するのが原因の場合も
あります。
動悸、胸に刺すような傷みがある、肩こり、
寝つきが悪い、足がむくむ等の症状が特長。
③胃腸機能低下型
胃腸機能が低下し全身の水分量が増えるのが原因。
食欲低下、胸焼け、下痢等が特長。
④肺機能低下型
呼吸器系の機能が低下し血流が悪くなり水分代謝が
低下するのが原因。
①~④の原因を見極めて、各型の機能を向上する対策を
行う必要があります。
勿論複合で対策する必要もある場合もあります。