以下某友人の意見引用
幕末の教育が以下の明治維新をささえたか?
また、現在の教育体制について
■吉田松陰先生の門下生、僅か二年の教育である。
2年間とは凄く脅威に感じる。
著名な門下生には、
尊王攘夷、倒幕の全国志士の総元締の役割を果たした
久坂玄瑞、吉田稔麿、入江九一、寺島忠三郎、
この人々の死んだあとを受けて藩論を倒幕にまとめ、征長の幕府軍を打ち破った
高杉晋作がいた。
これら直門の高弟の衣鉢を継いで、
末弟子の
伊藤博文、山縣有朋、、品川弥二郎、山田顕義らが、
明治政府の最高指導者となった。
高杉晋作、久坂玄瑞は、
「識の高杉、才の久坂」と称され、
「松下村塾の双璧」と呼ばれた。
また、この二人に吉田稔麿を入れて松陰門下の三秀と言い、
さらに入江九一を合わせて「松下村塾の四天王」と称された。
どうですか、現代の官製国公立の教育機関
それに私学と称して高額の授業料を負担させ
それでも間に合わないので受験料と称して、入学しなくとも
受験手数料を取る、そしてやはり政府からも
私学助成金を取る、こんな中央集権の教育を独占した体制で
どんな学生が育ったか、
これが、現代の社会の根底の不平等を作っているのです。
そして、国家が宗教教育が出来ない、政教分離の原則に縛られて
一方では日教組のような、共産主義思想という一種の宗教の信奉者に
牛耳られた教員に国公立の教育が委ねられてきた。
そうすると、東大病のような学閥がはびこる、
よく考えてくださいな、全国民からの税金をつぎ込んで
払い込んだ授業料の何層倍もの援助をしていることとなる。
それでも昔は、貧乏な家に生まれた人でも、頭脳が優秀ならば
東大に入学し立身出世が可能だった。
所が現代では富裕な家に生まれた学生程東大への合格率が高い
という非常な矛盾がある。
しかも、日本の大学教育の致命的欠陥は、
入学試験がやたらに難しく、定員を少数にするせいで、
振り落とす為の難問ばかり混ぜた試験問題、
高校で学ばなかった特殊の知識を要求する
それだから、大学受験の塾が大流行!
現代の塾は、単なる一大学に入る為の塾
明治時代には、国家の指導者を養成した塾が松下村塾であるのと
比べてなんとも小さい!
しかも大学に入る動機が不純、要するに大企業・有名企業に入社する為の
箔付けでしかない。
大学は流れ作業のように、ところてん式に入学すれば、
卒業は簡単、
学ぶ事が楽しく、自分の個性を伸ばす自己教育には無関係の
学科ばかり。
大体、卒業という語句は誤り!業を終える?
とんでもない、大学を出たのは社会への入門、天狗になってる学生の馬さkかげん
こうした連中が官僚となり、いわゆる東大閥を作ってる。
歴代の自民党の東大閥の政治家にはろくな男がいなかった。
そういう意味で、池田隼人氏や田中角栄氏は異色。
さて何が松下村塾の短期教育の核心であったかと言えば
彼が 中国の 王陽明 のいわゆる陽明学の
書籍を、弟子に読み聞かせた事。
岩波文庫の 王陽明 の本は偉大な書
丁度西欧の 聖書、コーランに匹敵する。
何故現代の日本がだめかと言えば
宗教心の欠如 に行き着く。
だからといって、公共の教育機関で天下り主義的に
宗教を強制するのは絶対にノー。
また、状況的に難しいでしょう。
ここは家庭で両親が自分の子供に宗教教育するしかない、
これが不可能な、孤児などのハンデキャップのある子供達には
市民がボラテイアで教育する相互扶助の組織が必要。
貴方は、このブログを読んでどう感じましたか?
陽明学という言葉は、部分的に聴いたことはありました。また、安岡正篤
さんの本を通じて読んだことがあります。
これを機に陽明学の全体像を勉強し、自分の周辺から変化を起して
いければと考えて行動してみます。