他球団を考える:中日ドラゴンズの場合 | トラソロジィの野球ブログ

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トラキチですが、野球全般大好きブログです。他球団ファンの人とも仲良くなりたいです。

化ける可能性が大いにあるこれからのチーム

タイガースの連覇はある意味、確定してる。
ただ、野球は何が起こるかわからんし、ペナントは長い。
崩れる要素として、まずはチーム内のアクシデント、
怪我とか故障、スランプもあるし
あるいはベンチ内のイザコザ、まあ内紛とか、
(矢野ちゃんがキャンプで辞めるいうた、ああいうケースやね)
そうした想定外のことがあった場合。
もう一つは、ウチより他球団がそれを上回る強さを発揮した場合。
その2点しかないと思うねんな。

 

うちが転ぶ想定をいろいろシミュレーションしたけど
それでも今のチーム力を冷静に見ても、
崩れる心配はまずないねん。
だとすれば、他球団に目を向け、
仮に、打倒タイガース という視点で5球団を
ひとつひとつ見てみよう。

断っておくけど、
他球団の情報は、タイガースの情報よりも全然知らんし
あくまで、去年まで対戦相手として見てた視点と
自分が知ってる範囲の情報をなんとか精査して書いてるから
多少の誤認識もあるかもしれへん。
あくまで一タイガースファンから見たドラゴンズの評いうことは
頭に置いておいてください。

打倒タイガース1番手が
中日ドラゴンズ。

昨年一昨年と最下位に沈んだドラゴンズやけど、
まずは、うちと互角に争える投手力はあると思う。
先発も頭数揃ってるし、リリーフ陣も悪くない。
柳ー高橋ー小笠原ー大野の4本柱がしっかりしとる
そこに梅津、メヒア、涌井、ほんで2年目の仲地あたりが頑張れば
かなり強力な投手陣やね。
後も藤嶋、松山、祖父江、清水、勝野あたりの中継ぎは計算できるし、
抑えのマルチネスは絶対的守護神
先発陣が昨年の真逆の数字をあげた場合は
間違いなく優勝争いに絡んでくるはず。

その意味で、毎年言われるように、
打てない、をどんだけ克服できるか、
ほんで、いかに得点力をいかにアップするかが
大方のドラゴンズへの認識
やと思う。

 

その打撃陣に今年加ったんが中田翔。

今の時点で、外国人補強がまだ未定やけど、
中田がある程度実力発揮して、
打線の核になれるかが最大のポイント
やろ。

中田も一応、下降線を辿る年齢やけど
移籍一年目で燃えてるやろから、そこは期待値としてみれる。
.280 20本 90打点ぐらいやってくれればお釣りがくる。
そのためには、最低でも100試合以上は
レギュラーで出場せんことには話にならん

仮に120試合4番を張れたら
それぐらいはやるんちゃうかな、って思う。

 

ここで期待できひんとなると、去年までの悪いサイクルからは
なかなか抜けられんようになる、そんな危険性はある。

で、この中田を挟むクリンアップ、
現役ドラフトで活躍した細川と若きロマン砲の石川。
ここの活躍も中田次第で、相乗効果を産んでくれればしめたもんやね。

 

ただ、細川の場合は2年目のジンクスやないけど
かなり厳しい攻めになるやろし、
相当頑張らんと連続で活躍するんは難しいかもしれん。
細川の昨年の.253 24本 78打点は出来過ぎとしても、
最低でも20本、80打点は打ってくれたらな。
石川は伸び盛り
怪我をしないで143試合戦えるか、そこだけがキーポイント。
常時出れば.280 20本 90打点ぐらい常時打てるポテンシャルはある。
クリンアップがそれぐらい打てば、の話やけど
1番の岡林が活きてくるし、打線が通る。

ただ、場合によっては、5番に大島という手もあるんちゃうか?
長打はないけど、確実にランナー返せるバッターやしな。
中田が調子よーても、前後が弱いと歩かされるもんな。
細川、石川の調子次第では、そういうプランもあるかもしれん。

 

まあ、あとは二遊間の固定+キャッチャーやね。
二遊間が誰になるんか、そこが注目ポイントで、
去年の村松(福永)〜龍空(カリステ)ラインじゃ、ちょっと弱い気がするな。
キャンプ、オープン戦で新しい戦力がどこまで台頭するか。
去年怪我で棒にふった期待の田中が入ってくれば面白い。
ただ、去年一年棒に振って、今年実質一年目
どこまで期待できるかはやってみんとわからん。
あとはドラ2位津田と3位の辻本あたりを絡めた争いやね。
カリステもいてるけど、ショートはやっぱし、守備重視やろし。
ここで、アライバ以来、
新しいドラゴンズの基本軸ができれば未来は明るいと思う。

キャッチャーは木下中心でええんちゃう?
まずはセンターラインの守りをしっかりかためて機能したら
勝手に得点力アップにつながると思うよ。

これはウチが証明してる。
木下って、打つ方でも阪神戦でよくやられたイメージがあるねんよ。
250打ってくれれば御の字やし、元々バッティングは悪くはない。
木下がエースキャッチャーで100試合以上、
しっかりマスクかぶってくれば、自ずと安定するはず。

 

打線はつながりやけど
タイガースみたいに、いきなりフォアボールを増やせいうんも酷な話やし、
(ドラゴンズとは200個ぐらい差があったからな)
とにかくは、昨年までの貧打が解消できれば全ていい方向にいくと思う
そのためにはやっぱりメリハリが肝心。
大きいの打てるバッターが中心に構えてどっしり座れるか。
1、2番がそこにつなげる意識を高められるか。

あとははみ出たビシエドが意地を見せるかやね。
ファーストに中田が来た以上、レフトに回るしかないよな。
中田が怪我でもせん限りは厳しい状況や。
やっぱ3億の助っ人が代打じゃもったいないよ。
ベテランの大島かてまだまだ行けるし、やっぱカギは長打力やね。
新外国人、あと一人打てるバッターが入ればだいぶ変わるんやけどもな。
ディカーソンという左の大砲候補がくるみたいやけど
うーん、こればっかりはみんとわからんけど、どうやろね。
あんまし、期待しすぎてもあかん気がするけど、
そこそこのバッターとして考えたら

まだ宇佐美を外野コンバートした方がええかもな。

打つだけやったら期待値は上や思うよ、おーん。
ま、今の段階ではこれぐらいやね。

 

そこで、チームにとっての起爆剤が欲しい。

ピッチャーでいうたら根尾やね。
ピッチャーに専念して3年目。
そろそろ結果出してええ頃やし、
根尾が活躍すればチームは乗ってくるはず
華があるもんな。

 

バッターではブライトか鵜飼、どっちかが芽を出してくれたら
チーム力はアップするんやけどな。
あるいはソフバンから拾った上林。
この辺り誰でもええから芽が出たら面白いんやけど。
そこはキャンプ、オープン戦を注目やね。
中堅の高橋周平は崖っぷちやね。
下手したら、阿部や京田の二の舞で、
来年トレードに出されてもおかしない。
正直、タイガースから見ても、このバッターは怖さはない。
よっぽど頑張らんとあかんで。

 

ただ一つ心配なんは、チームの機運やね
今年もドラ1草加が怪我で早々にリタイアしてもうた。
いくらピッチャーはええとはいえ、これでは幸先悪いよな。
とにかく、最下位からの躍進決めるには
まずはベンチの雰囲気を含めて、
開幕ダッシュを決めて一気に勢いつけて行きたいとこやろから、
去年までの負のイメージを一つ一つ払拭していかんと
負け出したときに、一気にズルズル沈まんとも限らへん。

その安心感はまだないよ。

 

ほんで、MRドラゴンズ立浪3年目で、
二軍監督の相棒片岡をヘッドに持ってきたのが
吉と出るか、凶と出るか。
片岡はタイガースでもヘッドコーチやっててんけど
正直、その手腕にはちょっと疑問やねんなあ。
これが立浪と仲良し内閣になったときが怖い。

 

着実に地に足をつけて
広いバンテリンドームにあった投手力中心の野球に徹して
一点でも多く取る野球に徹することができるか、
それにかかっていると思うな。
 

だから、立浪監督の評価としては
今年、一点差ゲームでどこまで貯金できるかやね。
投手力のチームはどうしても僅少差のゲームが多なるし
そこで勝ち越せんとなると厳しいよ、おーん。
ちなみに昨年のタイガースは19勝7敗

貯金12やもんな、そら強いよ。
逆にドラゴンズは17勝23敗。
せめてこの逆にならんとなあ。

 

まあ、それでも今のところ
期待値は他の五球団の中では一番あるんとちゃうか、
あくまで、可能性➕期待値が高いということやね。
というのが、タイガースファンが見たドラゴンズ評やね。
本音です。

中日自体、タイガースにとっては
決して、戦いやすい相手やないんよね。
そこは忖度なしに、対抗馬一番手に持ってきた理由です。


いうても、タイガースも数年前までは
今のドラゴンズと似たチーム状況やったから、
気持ちはよくわかるねん。
とにかく、打てん、点が入らん。
ここぞいうときに時に負ける、
そういう負のサイクルが止まらんかった。
 

幸い、ドラフトや選手の育成が上手くいって
そこに岡田監督が来て、見事に開花した。
その意味では、今のドラゴンズもこれから上がっていく
そんな希望を今年は見せて欲しいよな、おーん。
敵ながら注目です。

 

注目選手は・・・

 

ピッチャー:梅津 期待値90

 強力先発陣に梅津が入ってさらに強力な投手陣を確立するか?

 

バッター:中田翔 期待値80

 中田翔が打つ打たないで、このチームの今年が左右するキーマン

 

と言うあたりに注目しとります