運転免許証更新しました 28.07.06 | 棟上寅七の古代史本批評

運転免許証更新しました 28.07.06

●バングラディッシュでのテロ、JICA関係の方々が無言の帰国です。インフラ整備の関係の方々です。もっと若かったら、もし古代史に目が行かなかったら、寅七も出かけていたかもしれません。さぞ無念だったことでしょう。真剣な再発防止策が行われることを為政者に期待します。合掌。

犯人たちは富裕層の子弟、高学歴の若者だそうです。20年ほど前の麻原ショーコーのテロ集団を思い出させます。
彼らはラマダンの最中に日中食事する人々は間違いなくアッラーの神を信じない者たち、ということで襲撃場所に選んだのでしょう。ラマダンに聖戦をとのISのメッセージに、どういう意味があるのか計りかねていましたが、このような解釈もあったのかということを知りました。

イスラム世界に身を置いたら、ラマダン期間の外食やこっそりとアルコール飲むことまで気を使わなければならない時代になったようです。もうイスラム世界に出かけることもない寅七ですから無用の心配でしょうが。

攘夷を叫ぶ人斬り包丁を腰に差している集団がたむろする江戸末期に、日本に来た外国人の自衛方法・手段はどうだったのでしょうか?

●錦織選手4回戦2セット目のリタイヤでした。体調万全でも体格で劣る外国人選手との連戦で、ランキング上位をキープするのは大変な努力が必要なのでしょう。
ゆっくり体力を回復してから、コートに戻ってきてほしいものです。リオ五輪も無理せずに若い人に任せたらよいのに、と思いますが、家内は体力が戻れば早くコートに戻ってきてもらいたいようです。

●昨日運転免許証の更新に行ってきました。3年間有効とあります。すっかり老人顔になった新しい免許証の写真を見ながら、この免許証の期限が切れまでと、神様がくださっている期限と、どっちが先なのかなあ、という思いが頭をよぎりました。

●「タリシヒコの謎」で直木孝次郎氏の意見をチェックしてみましたが、特に定説と異なる意見は見られませんでした。
ただ、戦前の天皇機関説と古代天皇の不執政論について述べているところがありましたのでメモしました。
【古代の天皇は宗教的に神聖な存在であり、直接政治に携わるのは皇太子や蘇我氏などの天皇外戚の有力者であり、天皇不執政が原則であった、というような論が行われている。
その研究の延長に、現在明治憲法の下での天皇の地位について、国会が政治を行い、天皇は元首であるが国を代表する最高機関に過ぎないという天皇機関説に根拠を与える、ということで家永三郎などの進歩的研究者の古代天皇不執政についての研究は当局からにらまれた。】(『日本の歴史2 古代国家の成立』直木孝次郎 中公文庫 74頁「天皇不執政論と天皇機関説」より要約)