レアアース問題は今始まったのではなかった 22.11.01 | 棟上寅七の古代史本批評

レアアース問題は今始まったのではなかった 22.11.01

書棚が狭くなったので、嵩張る雑誌などを整理しようと、古い文芸春秋をぱらぱらめくっていたら、レアアースの記事「希少金属日中戦争」という森健氏のルポ記事が目につきました。


今年の2月号でした。日本の商社マンの見かたとしては、「中國は2006年の第11次五か年計画から、レアアース資源の国家管理を強化し始めた」とみているそうです。


最近のマスコミ報道だけで判断すると、尖閣列島問題の対抗措置として、という捉え方をしてしまいますが、見る人はちゃんと見ているようです。おそらく抜け目のない商社マンが世界各地でレアアース資源争奪に頑張っていると思うと心強く感じました。


http://www6.ocn.ne.jp/~kodaishi

『偽書「東日流外三郡誌」事件』を槍玉にあげよう、と改めて読み直しています。しばらく、「周代の短里」問題にはまりこんだので、もう一度仕切り直しです。


ともかく、筆跡問題がかなり大きなウエイトを占めているようなので、偽書派の主張に対する反論をピックアップする作業を始めたところです。しかし、斉藤光政さんがいうように、和田家文書のすべてが和田喜八郎氏によって書かれた、というのは無理のように、素人の寅七でも思います。


まして、斉藤さんは、「寛政原本」で古田武彦さんが写真版で公開したのに、それを見ることもせず、偽書派の原田実氏の「いや、もう驚きましたよ。その『寛政原本』は見事に和田喜八郎さんの筆跡だっんです。あきれかえりました。(後略)」のコメントを載せてすませています。(p429)


すくなくとも寅七には、『寛政原本』に掲示された各種文書の筆跡が、同一人によるものとは到底思えません。斉藤光政さんも、自身で見て判断して物を言ってもらいたいものです。