ローコスト住宅“虎の家”の田原虎彦です。
引き続き神戸市垂水区の“虎の子の家”の施工状況です。今回は防水工事と内部仕上工事です。
ルーフテラス及びバルコニーのFRP防水の施工状況です。
下地の耐火ボードを水勾配2%以上の傾斜をつけて施工した上に、2層のFRP防水を施します。2階建ての場合はグレー色の表面補強仕上げのトップコートで終わりですが、準耐火仕様の3階建てはこの上に磁器質のタイルを貼ります。
床面がすこしザラザラとしているのは、タイルを貼りやすくする加工のためです。
屋根は厚みが0.35ミリのガルバリウムの塗装鋼板による瓦棒葺きです。
軽量という点での構造体の耐震性への利点と、耐久性では飛来物による破損以外は錆びることなく半永久的な防水性が有ります。
内装の下地工事の状況です。準耐火仕様の場合階段の桁は耐火ボードの内側へ施工します。
次回はいよいよこちらの“虎の子の家”の竣工完成をお伝えいたします。
よろしくお願い致します。