Fantasy On Ice 2010 in 福井に行って来ました。
ショーレポなどは皆さん沢山書かれてますのでそちらをご覧下さい。

今日の記事は、ショーの途中で、ずーっと気になっていたあの曲についてです。
確か、第一部だったと記憶してますが、男女4人のダンサーが出てきて(少し狭かったけど)ステージ上でフラメンコ風の踊りを披露してくれました。(←曲がピアソラタンゴだからフラメンコの人に怒られそうなので、フラメンコ風としてあります)

その曲がかかった時、ピアソラのブエノスアイレスだ!って一瞬で思ったんですけど、あれ、秋だっけ夏だっけ?!とかなり混乱して、モヤモヤしてて、後で「秋ですよ」と教えて貰いました。
ブエノスアイレスの秋ってランビエール使ったけど基本はマイナーな曲のはずなんだけどな、何でわかったのかなと思ったら、調べてみて納得。

「ダンサーは振付師のナハロ氏で、そのナハロ氏がランビエールに振付けをしたのが、ブエノスアイレスの秋だった。」

きっかけは、曲が誰の編曲(また演奏)なのか知りたくて、検索をかけてたんですが、その際に見つけた動画がこちら。



ナハロ氏が踊ってたのは、確かにこの曲でした。
(何度かランビエールのブエノスアイレスの秋は見たはずだったんだけど、なぜ判らなかったのか^^;)

FaOI用に用意したというより、ランビエール用に振付けた曲を使って踊りを披露してくれたのですね。とってもかっこよかったです。残念ながら豆粒でしたけど。

では誰が演奏したバージョンのものなのだろうか、ということで、

Otoño Porteño も初演のレジーナ劇場のもの(私がCDを持っているもの)から、色んなバージョンがあって、いったい誰が演奏しているものなのか、どうやって探せばいいのかしら、と思ったんだけど、すぐに見つかりました。
それがEnsamble Nuevo Tangoです。

ランビエールの公式サイトで発表されていた既出の情報でした。

も一個あった。雰囲気がまたちょっと違うけど編曲は同じ模様です。


ピアソラご本人(キンテート)のはこんな感じ。

色々ピアソラ動画探してきたけどこの動画は凄いですね、高画質で。バンドネオンの弾き方がメッチャカッコイイじゃないですか。

ギドン・クレーメルのもまただいぶ違いますね。


余談:こんなの弾けないよ((((;゜Д゜)))

でも楽譜は探してみようと思っているけどw


昨日音楽仲間に会ったときに、「高橋大輔がブエノスアイレスの冬をフリーで使うんだよ」と教えたら、「それはめっちゃ見て見たい!」と何度も言ってました。ちなみにその人は冬をソロで弾いちゃう技術の持ち主でありますが。

だいぶ脱線しましたが、ピアソラの曲は色んな人が色んなバージョンで演奏しているので、探して比較して聞くととても面白いです。
昔は色んなCDを探して回らないと手に入らなかったものが、動画であっさり見つかる今の時代がちょっと不思議な感じはしますが…。

今度Ensamble Nuevo Tangoのアルバム探してみよっと。


超おまけ:ジョニーの曲は、リチャードクレイダーマンの「秋のささやき」でした。リチャードクレイダーマンなのは判ったんだけど、「HeartBroken」って…ジョニーがつけたプログラムの名前だったみたいですね。曲名は、A Comme Amour。イージーリスニングとかで何度聴いた事かって位有名な曲ですね。ピアノのアルペジオ連続とバタフライの連続のところが凄く素敵でした。