パレスチナ自治区ガザ地区を拠点とするイスラム組織ハマスの最高指導者、ハニヤ氏が31日、暗殺された。事件の影響について専門家に聞いた。イラン新大統領の就任宣誓式に出席するために訪問していた外国の要人が首都テヘランで殺害され、イランとしては完全に面目をつぶされた形だ。
標的となったのは、イスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏だったこともあり、イスラエルが絡んでいる可能性が指摘されている。イラン側は「テロリストの占領者たちにひきょうな行為を後悔させる」などの声明を出しているが、今回際立つのはイラン側の警備などの不備だ。殺害されたのはイランが後ろ盾となっている武装組織の指導者で、招待した重要人物を守ることができなかった衝撃は計りしれない。【毎日新聞）
ハニヤ氏を暗殺したのはイスラエルである事は誰の眼にも明白です。それもイランの首都、テヘランで暗殺するとはイラン側の不手際もあるがイスラエルの諜報能力の高さを証明するものです。
同じくベイルートでイスラエル軍はヒズボラの高級指揮官を暗殺した。同時に複数の重要人物を敵性国家の領域内で殺害する能力はアメリカとロシアでさえ極めて困難でありイスラエルぐらいしか持っていないでしょう。
