第2特科団が発足 | 黒潮会・海鷲便(うみわしだより)

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大分県由布市にある陸上自衛隊湯布院駐屯地で13日、3月に発足した第2特科団の改編行事が報道陣に公開されました。由布市の陸上自衛隊湯布院駐屯地に本部を置く第2特科団は、台湾有事などに備え遠方への攻撃を担う戦闘部隊を強化するため3月、発足しました。13日は改編行事が公開され、団長を務める伊藤久史陸将補が「国際情勢は厳しさを増している。健全で精強な部隊を作り上げていく覚悟だ」と式辞を述べました。

 

第2特科団はこれまでの「西部方面特科隊」を格上げしたもので沖縄の地対艦ミサイル連隊などを含む5つの部隊で編成され隊員はおよそ2200人です。また、今年度末には大分県内の駐屯地では初めてとなるミサイル連隊が湯布院駐屯地に発足する予定で、第2特科団の隊員の数はおよそ2400人となります。(FNN)

 

第2特科団はMLRS装備の第301多連装ロケット中隊、19式装輪自走砲とFH70混成の西部方面特科連隊、第5/第7地対艦ミサイル連隊から成っており北部方面隊の第1特科団を上回る陸自最大の砲兵部隊です。更に来年3月には第8地対艦ミサイル連隊が編成される予定です。将来的には第301多連装ロケット中隊は射程900km(早期戦力型)~3000km(能力向上型)とも言われる島嶼防衛用高速滑空弾に換装して大隊編成に格上げされる予定です。

 

 

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