こんにちは。
桜がきれいで気持ちが良いですね。
昨日は、かつてないほどの反響を頂き、うれしい限りです。
それだけインスタントなものが世の中に溢れているということなんでしょうね。
＜今日のテーマ【人間は経歴以上のものである】という話をお送りします。＞
■昨日書かせていただいた”インスタントなもの”というのは、知識やノウハウ、付け焼刃の努力、などを想定して申し上げたのでしょうが、感想をいただいた中には、派遣社員を挙げた方もいらっしゃいました。派遣社員がみんな悪いとは私は、全然思わないんですが、一度派遣社員になると、そこから転身するのは、なかなか大変だという現状もあるようです。
■昨日書かせていただいた”インスタントなもの”というのは、知識やノウハウ、付け焼刃の努力、などを想定して申し上げたのでしょうが、感想をいただいた中には、派遣社員を挙げた方もいらっしゃいました。派遣社員がみんな悪いとは私は、全然思わないんですが、一度派遣社員になると、そこから転身するのは、なかなか大変だという現状もあるようです。
■確かに、企業の中途採用のあり方を見ると、履歴書だけ見てほとんどをふるいにかけ、後を面接で採用する、というところが多いようです。
■履歴書には、経歴が書いてあります。企業側は経歴を見て、今後、その人が会社でやり遂げるだろうことを推測し、採用するのでしょうが、人間は”経歴以上のもの”だと思います。
■経歴というのは、過去のことであり、未来のことではないし、経歴には、見えない要素、例えば、その人の情熱だとか、向上心、使命感、潜在能力などは入っていないからです。
■実際、経験がない人が偉大な業績を挙げたという例は枚挙に暇がない、ですよね。終戦直後、公職追放された役員たちに代わって”三等重役”たちが、立派に会社を成長されたことは、有名な話です。明治維新後の日本も、やったこともないことを成功させた人たちが、たくさんいましたよね。
■ちょっとした不況ですっかり元気がなくなっている今こそ、そうした人たちに学ぶことが必要なのかな、と思った次第です。そういう話がいっぱい書いてある本を最後に推薦します。