【敗戦の後遺症】 | クボカワジュン (トラちゃん)

クボカワジュン (トラちゃん)

不可能を可能にする魔術師。著書に「自宅パワースポット化計画」「スピリチュアル経営学」などがある。連載:「手作り保育応援マガジン ひろば」イオンスクエア心理テスト。元総務省電気通信研修所講師 元ミューズ音楽院講師 行政書士有資格者
#覚醒プロジェクト
#東川口

<昨日の活動>
通常ペースに戻った昨日は、地道に営業活動をしておりました。
歩いていった先に職安があり、求人倍率が大きく掲げられていたのですが、100年に一度の不況と言われながら、倍率は、1倍以上ありました。どこが100年に一度の不況なんでしょうか?
前にも書きましたが、この100年間には、バブル崩壊後の失われた10年、石油ショック、第二次世界大戦後の不況、世界大恐慌、などがありましたね。中でも第二次世界大戦後の状況や世界大恐慌などに比べれば、今回など全然ひどくありません。マスコミに惑わされず、自分の頭でしっかり考えることが大切ですね。


<今日のテーマ【敗戦の後遺症】という話をお送りします。>

■ちょっと前に購入した「私の履歴書ー昭和の経営者群像1」(日本経済新聞社)がすっかり気に入ってしまって、繰り返し読んでおります。



■これを読むと、創業したばかりの会社が老舗の財閥系企業と取引してもらえた話とか、老舗の大企業が創業したばかりの会社に大金を出資するとか、遊びにしても非常におおらかで、今の日本の社会はすっかり変わってしまったな、という感じを受けます。でも、アメリカとか東南アジアのほうの話を聞くとと現在でもそんな話、ゴロゴロしているんです。日本の創業率が低くく、ベンチャーが活性化しないのもそんなところにあるのかな、という感じを受けます。
■どうしてこんな風になってしまったのか?本当のところはなんともいえませんが、こんなところかな、ということを書いてみます。
・企業の経営者の大半が、サラリーマン出身になってしまったこと。
・大企業にオーナー企業が減ったこと。
・日本の社会に悪徳商法などが増え、人を信じられなくなったこと。
■上の二つは、財閥解体の影響。一番下の項目は、日本の教育が知育偏重になり、昔のような四書五経を読んだりといった、精神の勉強が疎かになっている影響かな、と思います。
 戦後六十年経っても、こんなところにも敗戦の後遺症があるのかもしれません。
 
皆さんは、どう思いますか?