三日目、江田島の海上自衛隊第一術科学校を見学、事前予約で90分制。戦前の海軍兵学校です。今は、自衛隊のエリートたちが学ぶ学校。係の方が案内してくださる、勝手に歩いてはいけません。親切丁寧で礼儀正しく、語り口も穏やか。もちろん、一般人向けだから、なのもあるのでしょうが。

 戦前の海軍と重ねるべきではないけれど、敷地内にはそれを思い起こさせる建物や資料がどっさり。観光地ではないのだから当然ですが、ソフトな雰囲気の中にも緊張感がありました。

 対岸の広島や呉が大惨事になったのに、何故海軍兵学校が(江田島の街は空襲されたそうです)無傷だったのか、アメリカが占領後に使うために残したのではないか、との説明。勝負になっていなかった、ということですかね。何が展示されているのか、どのように説明されるのか、考えることも多かったし、とても勉強になりました。

 次は「竹原町並み保存地区」、塩田で栄えた古い町並みを散策します。朝ドラの「マッサン」で話題になった場所、保存状態もいい。町の人たちが頑張っているのでしょうね。ボランティアの方が丁寧に説明してくださって、楽しかった・・・続く。

校舎・・・戦前からの建物、今も授業で使っているとか

講堂の中・・・占領時代には、プロテスタントの教会として使われた

「同期の桜」は替え歌・・・原曲は西條八十の作詞なのだとか

竹原の街並み