やっと府立図書館から届いた『ショパンに飽きたらミステリー』青柳いづみこさんのエッセイです。先日テレビの「ミューズの晩餐」に出演していて、初めて本物!?を拝見したのですが、大胆不敵なイメージを覆す優雅さで、ピアノ演奏も素敵でした音譜

 クラッシクやミステリーに詳しくなくても十分面白い、音楽とミステリーの不思議な関係を、軽快で簡潔、ユーモアに富んだ語り口で綴っています。

 目次の見出しが愉快です。「寝る前に、必ずしめよう、姉の首」「オムレツは半熟に限る」「私をお飲み、とウサギは言う」等々、これがちゃんとクラッシクとミステリーにつながるのだから本当に不思議。

 fullbookさんのブログで始めて知ってから数ヶ月、全く縁の無かったジャンルでしたが、末永くお付き合いしたい作家さんになりそうです。