いろいろな方のブログにあった小路幸也の『マイ・ブルー・ヘブン』、やっと図書館の順番が回ってきました。東京バンドワゴンシリーズ番外編。サチさんが勘一さんと結婚して堀田家の一員になったいきさつを、戦後まもなくの時代背景で語っています。

 底抜けにお人よしな理想の家族の物語。ちゃんと正義が勝利するし、登場人物もお行儀がいいし、痛快時代劇のノリかなぁ!?

 それにしても荒唐無稽、ありえない環境というか・・Σ(・ω・;|||白洲次郎と思しき人物や、政財界の大物、裏の世界の首領、占領軍の偉いさんまで、古本屋の親父さんがどんな人脈だいはてなマークありえないし(  ゚ ▽ ゚ ;) まぁ、そこが面白いところでもある(^∇^)

 戦後の東京で焼け出されもせず、飢えるでもなく、清潔に豊かに暮らすということ自体が、既に荒唐無稽なのでしょう。ま、固いことは言わずに、楽しめばいいワ音譜