皆さま、お久しぶりです~^^ 

昨日の夜、日本から帰ってきました。



さて、今日は 「離教してから聞いた話」 の第3弾で

私と同時期に離教した親友から聞いた話です。


彼女は、私よりも、2年程前から教会に通わなくなっていたのですが

ある時から、教会との連絡を一切、絶ち

私からの電話やメールも受け取らなくなった時期がありました。


でも、教会を離れても友達として付き合いたかった私は、しつこく連絡を取り続けました。


2013年の3月から、私も教会に通わなくなり、その直後に電話をかけたら

その時は偶然、彼女が電話をとってくれたので、会う約束をして

それを機会に、又、昔通りの交流が始まりました。



その時(約3年前)に、彼女から聞いて、酷いなと思った話があるので

まず、その話を先に紹介させて頂きます。



彼女は以前、所属していた教会で、仲のいい姉妹がいて

教会に対する不平不満などを、本音で話していたそうです。


そうしたら、ある日、その仲のいい姉妹が突然、日本に帰ってしまい

所属教会のアベル(上の立場の人)から


「あの姉妹が、突然、日本に帰ってしまったのは、あなたのせいよ!

 他の姉妹から聞いたんだけど、二人で、いつも悪の授受作用をしてたんでしょ?!」


と責められたそうです。


それで彼女は、とてもショックを受けて


「これからは、教会の人に本音で話すのは止めよう!

 もし、自分が教会を離れる事になったら、その友達が責められるだろうから…」


と思ったそうです。




それで、私にも、一切の連絡を断っていたのだという事が分かりました。



本音で、教会や組織に対する不平不満などを話せば

「横的だ。 人間的だ。 悪の授受作用だ。」

と裁き、密告する統一教会の風潮は

本音で語り合えない、希薄な人間関係をつくっていると思います。



そして、そういう希薄な人間関係が、特に海外で住む日本人信者にとっては

精神を病んでいく、一つの原因になっているのではないかと思います。







その後、去年の2月中旬に、私が統一教会に関するネットの情報に

触れるようになってから、驚いて彼女に情報を伝え始めました。



そうしたら彼女も驚いて、二人で統一教会に関するネット情報閲覧にどっぷりハマり(笑)

「ねぇねぇ! こんな情報もあったよ!」 

とお互いに情報交換するようになり、ほぼ同時期に離教しました。




私達が完全に離教した後、やっと彼女が打ち明けてくれた話が以下の内容でした。

(青字は彼女、黒字は私です。)




「2012年まで、うちの教会に居た教会長が、40日路程か何かの時に

 その期間、毎日、少額でいいから貯金箱に、お金を貯めて献金しましょう~

 っていうのがあったじゃない? あれ、覚えてる?」



「あ~ あれね。覚えてるよ。

 私は1日いくらで計算して、40日分まとめて封筒に入れて献金したなぁ~

 いくら献金したか覚えてないし、他の姉妹達は、どうしたか知らないんだけど。」



「ま、殆どの日本人が、教会長の言われる通りに、真面目に貯金箱献金したみたいよ。

 それから、少し経ってから、巡回師さんだったか教区長だったかお偉いさんが

 礼拝の講和に来られたじゃない? 


 その講和が終わった後、私、階段の下に居たんだけど

 階段の上での、お偉いさんと教会長の会話を偶然、聞いちゃったんだよね~」



「へぇ~ どんな事、話してたの?」



「教会長が、そのお偉いさんに、“美味しいものでも食べに行きましょう~” って誘っててさ。

 そのお客さんが “そんな金が、どこにあるんだ?” って聞いたら、うちの教会長が

〝この前の伝道路程の期間に、日本人に貯金箱に献金させといたお金があるんですよ。 

 それで食べに行きましょう。” って言ったんだよ!


 もう、ビックリしちゃってさ~ その後、他にも、いろんな事があって

 教会に行きたくなくなって、通わなくなったんだよね…

 でも、私も、つい最近まで、“原理は真理だ。お父様はメシヤだ。”

 って信じてたから誰にも言えなくってさ…



私も、この話を聞いて本当にビックリしました。

「神様、御父母様の為に精誠を尽くしましょう!」 と説教して献金させておきながら

聖職者が、よくも、そんな事ができたものだと思いました。


この話を聞いた時、昔、日本の時代劇でよく見た

「越後屋、お前もワルよのう~」   「いえいえ、お代官様ほどでは…」

というセリフが思い浮かびました。



上記のような公職者の方ばかりでは、ないはずだと信じたかったのですが

去年、シャボン玉さんの(この道どの道)ブログで、元老シック150家庭?に

一家庭当たり200万ウォン(日本円で約20万円)が配られたという記事と

その後、米本さんの(火の粉を払え)ブログで

実際に配られた金額は一家庭当たり1,000万ウォン(日本円で約100万円)だった

という記事を読み、本当にがっかりしました。


この道どの道 「臨時総会を開いて元老牧会者たちに200万ウォン配った訳は?」

http://ameblo.jp/dlrkdnjs0510/entry-12102366529.html


火の粉を払え 「蛍の光 窓の雪(ブログ総集編)」

http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-668.html


韓鶴子女史から頂いた封筒を返納する方は

たったの一人もいらっしゃらなかったのでしょうか?


そして、その封筒に入れられたお金は、日本人信者達が爪に火を灯すようにして

生活費を節約して献金した血と汗と涙のこもったお金ではないのでしょうか?



以前、現役信者だった頃の私は、宗教団体に対する献金の用途については

聞いてはいけない事だと思っていました。


神様に捧げたお金だから、その用途の詳細を知ろうとする事自体が

不信仰になると思っていたからです。

たぶん、現役信者さんの殆どが、そう考えていらっしゃるのではないかと思います。




でも、統一教会での献金の用途の実際について

いろいろと知るようになってからは、考え方が変わりました。

神社などでするお賽銭のように

完全に自分の自由意志で、好きな時に、好きな金額だけを

生活に負担のない範囲内で献金する分には、それでいいと思います。


でも、献金をノルマとして課す時点で

献金の使い道を信者達にハッキリと報告するべき責任が生じるのではないでしょうか?


ましてや、毎日のように献金実績を追及したりして、精神的に負担を与えて

借金、自己破産、家庭崩壊に追い込むまでの激しい献金要求をするならば、なおさらです。


そして、献金の用途を信者さん達に、公開しないのであれば

教会は献金のノルマを課す資格もないし

信者さん達にも、その献金要請に応える義務はないと思います。




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