前回記事:シノハユ the dawn of age 第27話 感想
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61PUQ-keHPL._SL250_.jpg)
あっという間に、12月25日。
俗にいうクリスマスですね。
去年のクリスマス何をしてたかなと思い返してみたら……
http://honz.jp/articles/-/41054
我ながらパワフルな咲-Saki-シリーズ紹介記事を書いておりました。
世間では毎年盛り上がりを見せているイベントですが、25日は何よりもビッグガンガン発売日!!
2012年のクリスマスなどは、阿知賀編13話が初放映などもあり、近年のクリスマス=咲-Saki-と言っても過言ではありませんね。
そんな折、SAさんが今年も最高のクリスマスプレゼントを用意して下さいました……!
http://whitetb.sakura.ne.jp/with-kuro13.htm
必見中の必見です。
又、今回のコミケでも様々な阿知賀グッズや本を用意して下さっている方々がいらっしゃり、高まります。
そして、いよいよ来年で10周年を迎える『咲-Saki-』。
それを祝しまして、イベントを行います!
一部は誰よりも咲-Saki-シリーズを長く深く見守ってきた近代麻雀漫画生活いのけんさんによる、咲-Saki-10年史を振り返る発表会。
私も咲-Saki-ファンを代表する者として出演し(おそらく主に阿知賀編辺りについて語る気がし)ます。
その合間にビンゴ大会もやります! これから作りますが、過去最多のキャラ数になるかもしれません(笑)
そして、第二部は5時間飲み放題で、咲-Saki-フードと咲-Saki-カクテルを味わいながらの大歓談会。
更に、翌日に誕生日を迎える白築慕さんお誕生日前夜祭も開催。特製ケーキもご用意します!
応募は完全先着順となってしまいますので、ご参加を希望される方はお早めにどうぞ。
咲-Saki-シリーズのますますの盛り上がりと発展を祈念し、遊ぶんだ、皆さんと!
そんなこんなで、そろそろシノハユの感想に移ります。
以下は本誌ネタバレになりますので、未読の方はご注意下さい!
まず、今回注目せざるを得ないのが、巻末のあぐり先生のコメントですね。
……ネーム間に合わなかったんか、立先生ッ!
冗談であれば良いんですけど、立先生とあぐり先生の間で軋轢があるのはとても辛いです。
そういったこともあって、あぐり先生は咲-Saki-シリーズから離れた仕事をしたいのかなぁと勘ぐってしまいます。
しかしですね、今はシノハユ30ページ前後が多いですけど、以前は月産50~100ページとかだった訳ですよね。
それに加えて本編の連載が月に15~30ページ前後あるのですから、そうなると週刊連載作家と変わらないペースなんですよね。
それでいて、咲-Saki-は麻雀マンガなので牌譜を考えながらその整合性を考えるという作業も必要になる訳で。
担当者も麻雀が解らないのでチェックできる人もおらず、結果的に立先生が一人で綿密に検証するしかなく。
加えて、HPでの記述から察するにトーン貼りなどもアシスタントではなく立先生が自分で貼っている印象を受けるので、それはちょー大変でしょう、と。
休載を挟みながらとはいえ。
むしろよく描いてらっしゃる方だとしか思えません。
立先生は作画が丁寧であるが故に筆は遅いもののネームは早いという話もありました。
その立先生のネームが締め切りに間に合わなかった。
そのことが何を意味するか?
それは、本編の展開を読んだ私達であれば推し量ることができます。
立先生がシノハユのネームを遅らせてしまったのは、むしろ本編の作業が滞ってしまっていたからではないのか?
今、立先生が描くのに苦しんでいるのはどんな場面なのか?
基本、ほぼストックはない状態であると考えて良いでしょう。
つまり、
それは、
準決勝大将戦が終わって
清澄と戦えることが決まった
阿知賀の描き方に
他ならないのではないでしょうか。
再会の決定。
そして、いざ訪れるその闘い。
一筋縄ではいかない場面ですよね。
私達阿知賀女子学院後援会がどれほどまでにその時を待ち望んだことか。
その為に、次のヤンガン発売日には帝国ホテルも予約している位です。
その号が仮に臨時休載であったなら、その次のヤンガン発売日にも泊まりましょう。
最高の時を、最高状態で迎えるために。
と、巻末コメントだけでここまで妄想を膨らませる程度には訓練されてきています。
dreamscapeに記されたたった一文から、無限の世界が広がるように。
ああ……俺の咲-Saki-はここにある。
長い長い前置きを終えて、ここからようやくシノハユ第28話「進学」のお話です。
とりあえず、ですよ。
震えるはやりんもさることながら、美月さんお綺麗過ぎか!
私も瑞原さんのお菓子屋さんで働きたいです。
咲-Saki-シリーズでもっとも美しい母親第二位の座は揺るぎありませんね。
え、一位? 私にそれは訊くまでもないですよね?
久々にリボンのないタートルネックセーター……
と思ったら、エプロンがリボンっぽいのでした。
一方、白築家ではガトーショコラとコーヒー!
今号は色々な食べ物が登場しましたね。
全部揃えてシノハユ会ですよ。
島根県松江市のお酒で乾杯ですよ。
そりゃもう。
ガトーショコラ、読む前にたまたまクリスマスですしと買ってお客様に振る舞おうとしていた私は神のオラクルを拝受したのだと思います。
咲日和のコーンとトマトまで買い揃えるこの集団、最高です。
男っ気のない慕ちゃんに、クラスの男子たちが可哀想になりながらもリチャードソンと同じく安堵。
で、閑無ちゃんは何個買ってるんだ笑
いくら安かったとはいえ、結構良いチョコをこれだけ買い漁れるのは流石お嬢様。
「なんか悲しいおっさんだな」という煽りは使いやすそうで困ります。
陽葵のルビが「ひな」になってたのが気になりました。
「ひな」は山谷ちゃんだけにして、ひまりちゃんカムバック。
杏果ちゃん、それ勘違いする男子続出やぞ……と思いましたが、シノハユ会では「杏果ちゃんが自分に男子の興味を引き付けることによって、閑無ちゃんをガードしている」という説が出て、なるほどなるほどーと思いました。
百理ありますね。
その後のクラス決めの時も、「二人だけ一緒のクラスになったのは稲村旅館からの学校への圧力説」まで出る始末。
そこまでパワーのある旅館かどうかはさておき、杏閑妄想がはかどるのは事実ですね。
バレンタインにクラス替え。
最も多感な時期の少女の心の在り処やいづこにか。
世界に満ちるプネウマが美味しいです。
最後の給食のシーンもまた良かったですね。
慕ちゃんが、最後の一口となったポテトサラダを大事にする気持ちが尊い……。
から、圧倒的絶望の表情。
慕ちゃんからは無限の表情が生じ、世界でまだ咲いたことのない花のような魅力を咲かせてくれますね。
かわいいでは済まないですよ。
スーパーかわいい神4くらいですよ。
356ページで、最早泣く。
シノハユという名の、人々の倫理道徳の新たなる教科書。
慕ちゃんの抱く、給食の調理員さんへの感謝のきもち。
「あったかいのは、うれしいよねぇ」
と、私の頭の中の宥姉も囁きます。
尊い……
慕ちゃんの株が28ヶ月連続でストップ高。
留まる所を知りません。
358ページの笑顔は、基本も応用も無敵。
リチャードソンはな~!
リチャードソンでな~!
カワイすぎるやろ~~~~!!
白いボロネーゼ、クックパッドで検索するとレシピも大量に出てくるので作らずにはいられないなっ。
ボローニャ風の、という意味のボロネーゼ。
別にトマトを使わなくてはいけないという決まりはないですからね。
グラタン作ってやらないというリチャードソンと、それを「ひゃあ」と嫌がり焦る慕ちゃん。
永遠にそんな姿を見ていたいと思わせる白築家のあたたかな時間です。
前世でどんな善行を積めば慕ちゃんに卒業証書を授与する校長先生になれるんですかね。
364ページ、号泣ですよ。
この日の乾杯は、「慕ちゃん、お誕生日おめでとう!」でした。
追記もこします。
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61PUQ-keHPL._SL250_.jpg)
あっという間に、12月25日。
俗にいうクリスマスですね。
去年のクリスマス何をしてたかなと思い返してみたら……
http://honz.jp/articles/-/41054
我ながらパワフルな咲-Saki-シリーズ紹介記事を書いておりました。
世間では毎年盛り上がりを見せているイベントですが、25日は何よりもビッグガンガン発売日!!
2012年のクリスマスなどは、阿知賀編13話が初放映などもあり、近年のクリスマス=咲-Saki-と言っても過言ではありませんね。
そんな折、SAさんが今年も最高のクリスマスプレゼントを用意して下さいました……!
http://whitetb.sakura.ne.jp/with-kuro13.htm
必見中の必見です。
冬コミにて、咲-Saki-阿知賀編の4コマ本を頒布予定です。宜しければお立ち寄りください。
1日目 西れ25b
サークル Feeling Time
新刊 Achiga⭐︎Time5
既刊 コピー誌、再録本 pic.twitter.com/FuPfXvMCU4
— 里村知之@1日目 西れ25b (@satomura_t) 2015, 12月 26
又、今回のコミケでも様々な阿知賀グッズや本を用意して下さっている方々がいらっしゃり、高まります。
そして、いよいよ来年で10周年を迎える『咲-Saki-』。
それを祝しまして、イベントを行います!
【1/30・二部制】「祝!咲-Saki-連載10周年 その歴史を振り返る」@マンガサロン『トリガー』
http://htt123.blog.jp/archives/1048432613.html一部は誰よりも咲-Saki-シリーズを長く深く見守ってきた近代麻雀漫画生活いのけんさんによる、咲-Saki-10年史を振り返る発表会。
私も咲-Saki-ファンを代表する者として出演し(おそらく主に阿知賀編辺りについて語る気がし)ます。
その合間にビンゴ大会もやります! これから作りますが、過去最多のキャラ数になるかもしれません(笑)
そして、第二部は5時間飲み放題で、咲-Saki-フードと咲-Saki-カクテルを味わいながらの大歓談会。
更に、翌日に誕生日を迎える白築慕さんお誕生日前夜祭も開催。特製ケーキもご用意します!
応募は完全先着順となってしまいますので、ご参加を希望される方はお早めにどうぞ。
咲-Saki-シリーズのますますの盛り上がりと発展を祈念し、遊ぶんだ、皆さんと!
そんなこんなで、そろそろシノハユの感想に移ります。
以下は本誌ネタバレになりますので、未読の方はご注意下さい!
まず、今回注目せざるを得ないのが、巻末のあぐり先生のコメントですね。
……ネーム間に合わなかったんか、立先生ッ!
冗談であれば良いんですけど、立先生とあぐり先生の間で軋轢があるのはとても辛いです。
そういったこともあって、あぐり先生は咲-Saki-シリーズから離れた仕事をしたいのかなぁと勘ぐってしまいます。
しかしですね、今はシノハユ30ページ前後が多いですけど、以前は月産50~100ページとかだった訳ですよね。
それに加えて本編の連載が月に15~30ページ前後あるのですから、そうなると週刊連載作家と変わらないペースなんですよね。
それでいて、咲-Saki-は麻雀マンガなので牌譜を考えながらその整合性を考えるという作業も必要になる訳で。
担当者も麻雀が解らないのでチェックできる人もおらず、結果的に立先生が一人で綿密に検証するしかなく。
加えて、HPでの記述から察するにトーン貼りなどもアシスタントではなく立先生が自分で貼っている印象を受けるので、それはちょー大変でしょう、と。
休載を挟みながらとはいえ。
むしろよく描いてらっしゃる方だとしか思えません。
立先生は作画が丁寧であるが故に筆は遅いもののネームは早いという話もありました。
その立先生のネームが締め切りに間に合わなかった。
そのことが何を意味するか?
それは、本編の展開を読んだ私達であれば推し量ることができます。
立先生がシノハユのネームを遅らせてしまったのは、むしろ本編の作業が滞ってしまっていたからではないのか?
今、立先生が描くのに苦しんでいるのはどんな場面なのか?
基本、ほぼストックはない状態であると考えて良いでしょう。
つまり、
それは、
準決勝大将戦が終わって
清澄と戦えることが決まった
阿知賀の描き方に
他ならないのではないでしょうか。
再会の決定。
そして、いざ訪れるその闘い。
一筋縄ではいかない場面ですよね。
私達阿知賀女子学院後援会がどれほどまでにその時を待ち望んだことか。
その為に、次のヤンガン発売日には帝国ホテルも予約している位です。
その号が仮に臨時休載であったなら、その次のヤンガン発売日にも泊まりましょう。
最高の時を、最高状態で迎えるために。
と、巻末コメントだけでここまで妄想を膨らませる程度には訓練されてきています。
dreamscapeに記されたたった一文から、無限の世界が広がるように。
ああ……俺の咲-Saki-はここにある。
長い長い前置きを終えて、ここからようやくシノハユ第28話「進学」のお話です。
とりあえず、ですよ。
震えるはやりんもさることながら、美月さんお綺麗過ぎか!
私も瑞原さんのお菓子屋さんで働きたいです。
咲-Saki-シリーズでもっとも美しい母親第二位の座は揺るぎありませんね。
え、一位? 私にそれは訊くまでもないですよね?
久々にリボンのないタートルネックセーター……
と思ったら、エプロンがリボンっぽいのでした。
一方、白築家ではガトーショコラとコーヒー!
今号は色々な食べ物が登場しましたね。
シノハユ会 pic.twitter.com/6uc9xx1hU4
— あああ/aaaisb (@aaaisb) 2015, 12月 25
本日の #シノハユ会 。慕ちゃんに乾杯! pic.twitter.com/BHWiJK9lze
— 松実玄さんを愛し過ぎている兎来栄寿bot (@matsumieisubot) 2015, 12月 25
全部揃えてシノハユ会ですよ。
島根県松江市のお酒で乾杯ですよ。
そりゃもう。
ガトーショコラ、読む前にたまたまクリスマスですしと買ってお客様に振る舞おうとしていた私は神のオラクルを拝受したのだと思います。
咲日和のコーンとトマトまで買い揃えるこの集団、最高です。
男っ気のない慕ちゃんに、クラスの男子たちが可哀想になりながらもリチャードソンと同じく安堵。
で、閑無ちゃんは何個買ってるんだ笑
いくら安かったとはいえ、結構良いチョコをこれだけ買い漁れるのは流石お嬢様。
「なんか悲しいおっさんだな」という煽りは使いやすそうで困ります。
陽葵のルビが「ひな」になってたのが気になりました。
「ひな」は山谷ちゃんだけにして、ひまりちゃんカムバック。
杏果ちゃん、それ勘違いする男子続出やぞ……と思いましたが、シノハユ会では「杏果ちゃんが自分に男子の興味を引き付けることによって、閑無ちゃんをガードしている」という説が出て、なるほどなるほどーと思いました。
百理ありますね。
その後のクラス決めの時も、「二人だけ一緒のクラスになったのは稲村旅館からの学校への圧力説」まで出る始末。
そこまでパワーのある旅館かどうかはさておき、杏閑妄想がはかどるのは事実ですね。
バレンタインにクラス替え。
最も多感な時期の少女の心の在り処やいづこにか。
世界に満ちるプネウマが美味しいです。
最後の給食のシーンもまた良かったですね。
慕ちゃんが、最後の一口となったポテトサラダを大事にする気持ちが尊い……。
から、圧倒的絶望の表情。
慕ちゃんからは無限の表情が生じ、世界でまだ咲いたことのない花のような魅力を咲かせてくれますね。
かわいいでは済まないですよ。
スーパーかわいい神4くらいですよ。
356ページで、最早泣く。
シノハユという名の、人々の倫理道徳の新たなる教科書。
慕ちゃんの抱く、給食の調理員さんへの感謝のきもち。
「あったかいのは、うれしいよねぇ」
と、私の頭の中の宥姉も囁きます。
尊い……
慕ちゃんの株が28ヶ月連続でストップ高。
留まる所を知りません。
358ページの笑顔は、基本も応用も無敵。
リチャードソンはな~!
リチャードソンでな~!
カワイすぎるやろ~~~~!!
白いボロネーゼ、クックパッドで検索するとレシピも大量に出てくるので作らずにはいられないなっ。
ボローニャ風の、という意味のボロネーゼ。
別にトマトを使わなくてはいけないという決まりはないですからね。
グラタン作ってやらないというリチャードソンと、それを「ひゃあ」と嫌がり焦る慕ちゃん。
永遠にそんな姿を見ていたいと思わせる白築家のあたたかな時間です。
前世でどんな善行を積めば慕ちゃんに卒業証書を授与する校長先生になれるんですかね。
364ページ、号泣ですよ。
この日の乾杯は、「慕ちゃん、お誕生日おめでとう!」でした。
追記もこします。