前回記事:咲-Saki- 第151局読書会&感想
ちょっと事情が変わり過ぎたので、『立-Ritz-』の感想は置いておきまして、まず本編最新話から。
咲-Saki-も来年で遂に10周年早いものですね。
今号は、恐らく単行本にも収録されないヤンガン11周年記念の四コママンガも描かれているので、必読必携! 持っておいた方が良いですよ!
その為か、Amazonでヤングガンガンがヤングジャンプなどを差し置いて青年雑誌ベストセラーランク1位になっていて驚きましたが、心当たりがありすぎます。
二日前にはdreamscapeの更新もされておりましたね。
http://www.sciasta.com/ritz/
ここに載せられた、私も大好きな竜華の姿に世間は沸きました。
昨日の読書会では、
兎来「だーはらさん、今回の◯◯はどうですか?」
だーはらさん「私は非常に冷静な人間なので、竜華以外はどうでもいい」
といった会話が交わされる程でした。きもちは解ります。
今回の更新では特別に議論を要する部分はありませんでしたが、とりあえず松実館の住所で&吉野山郵便局から応募した立先生の色紙が当たったら良いなぁと。
後は、立先生が描いた色紙の中に松実玄さんがあり、それが巡り巡って私の下に届く奇跡を最後まで諦めるわけがない!
さあ、これより下はネタバレの領域。
未読の方はゆめゆめご注意あれ。
大変なことになってしまった。
大変なことになってしまった。
大変なことになってしまった。
誰が予想したであろうか。
前回、後半戦東3局が終わった所であったBブロック準決勝大将戦が、まさか今回のたった一回で決着するとはッッッ…………!!!!!????
当然、昨日の読書会では大変なことになりました。主に私のテンションが。
まずは、一読しただけでは解り辛い今回の点数の推移を整理してみましょう。
前回、咲さんが倍満をツモり東三局を終えた時の点数状況がこちら。
姫松 122700
臨海 121800
清澄 99200
有珠山 56300
東四 咲さんがネリーに2600ロン
姫松 122700
臨海 119200(-2600)
清澄 101800(+2600)
有珠山 56300
南一 咲さん跳ツモ。ネリーの親をここも流す。
姫松 119700(-3000)
清澄 113800(+12000)
臨海 113200(-6000)
有珠山 53300(-3000)からの、ネリー怒涛の
南二 一(エルティ)、爽から鳥さんロン和了
臨海 137200(+24000)
姫松 119700
清澄 113800
有珠山 29300(-24000)
南三 二(オリ)
臨海 161200(+24000)
姫松 113700(-6000)
清澄 107800(-6000)
有珠山 17300(-12000)
南四 三(サミ)
臨海 185200(+24000)
清澄 101800(-6000)
姫松 101700(-12000)
有珠山 11300(-6000)
最後は、姫松に5900点差の3位だった清澄が、姫松が三倍満親被りしたことで100点差のタナボタ勝利というとんでもない展開に。親倍満→親役満で72000稼いだ筈の爽が、終わってみれば-19000という恐ろしすぎる状況。
最後のがツモでなく振り込みだったらトんでましたしね。
とはいえ、3局で72000稼いだネリーですら+14900、咲さんが+13700、末原さんが-9600ということで、結果だけ見るとまあまあ平たいというおかしなことに。
平均獲得素点的には、今までの戦いのなかでもこのBブロック準決勝大将戦は割と飛び抜けていたのではないでしょうか。誰か計算してみてください。
これで、姫松と有珠山の敗退が決定。
特に私は有珠山を応援していたので、とても悲しいものがあります。
ユキちゃんには国麻を頑張ってもらいましょう。
姫松ファンの方も残念な所だとは思いますが、まだ個人戦や同じくコクマでの闘いもきっと見られることでしょう。
しかし、それ以上に!
最も今回の結果を受けて大事なことは!!
阿知賀の皆がまた和と遊べることが確定したということですよ!!!
あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(歓喜)
お祝い! するしかありませんよねッ!
8月11日は、阿知賀の決勝進出記念日。
8月12日は阿知賀編が始まった日にして、清澄の決勝進出記念日であり再び穏乃たちが和と遊べることが決まった記念日。
一緒のお祭に参加しているだけでも、最悪一緒に遊んでいると言えないこともないですけど、本格的に、また、一緒に、遊べる、よう、に……
こうなっては、もう一度阿知賀が決勝進出したシーンを観て更に想いを高めるしかないですよね。
「遅いよ、和!」
「今、行きますね」
ふぁぁぁああああああああ!!;;;;;;;;;;;;;(観て涙腺崩壊)
それぞれの道を進んだ少女たちが、自らの持てる力を尽くした咲で、再び道が一つに通じて「旧友」と「再会」する奇跡の美しさよ……
麻雀という絆が紡ぎ、織り成される唯一無二の輝きを放つタペストリー。
その光が、ここに来て更に極限まで増そうとしています。
決勝戦になったら、毎号吉野で読むことも辞さない、と考えてました。
立先生が「阿知賀の詳しいことは本編で」と公式見解を出されている以上、何が起こるか解りません。
そうなった時に「これは吉野で読めばよかった……!」などと一生残る悔いを残さぬ為に。
あの、阿知賀編[特別編]を、シノハユ話を吉野で、銅の鳥居の下で、松実館で読んでいた時の魂の絶頂を、一片も逃さぬように。
しかし、その幸せなる刻の訪れがあまりにも、想像以上に早過ぎて戸惑っています。
17巻が松実玄さん表紙かなと、思っていましたが、これは16巻表紙も濃厚ですね。再来年の1月頃でしょうか。
特典が楽しみで、いざという時に今の、いえそれまで更に無限の愛の深化を果たしているであろう自分がどうなるか、怖くもあります。
今回の読書会も初参加の方もおり、どんどん広がる咲-Saki-の輪。
そんなすばらなことはありません。
この後にその場にいる人全員で同時に読み始めて絶句からの絶叫をした訳ですが……
おねーちゃんを思わせる配色の、まつみやのかきもち。
おねーちゃん色のかきもちも合わさり、完膚なきまでに松実姉妹。
宇宙を賛美したくなる味わいでした。
「清澄、勝ち上がって来たね」
「うん。約束したからね」
「……あの時、あの部室で三人で集まってからずっと願ってきたことが、ついに叶うんだね」
と、あの美しい吉野山の夕映えの中で交わされた尊い邂逅からの想いの成就がッッ…………(書いていて泣く)
むしろ、それが次号に乗る可能性とて極めて高い訳で、第一種警戒態勢です。
吉野民としての感情の高ぶりはこの辺にしておきまして。
客観的な感想の方へ。
前回の、咲-Saki-という作品の美しさを体現するような主人公咲さんの嶺上開花による倍満和了。
爽の言う通りだなと思います。
さくやこのはなのあおいさんが素敵にまとめて下さっているので、ぜひご一読を。
ソロモンというと、思い出すのは戒能プロ。私もあおいさんと同じく、今はまだ完全に咲いてはいないものの、それが成ったときの咲さんはトッププロである戒能さんすらも及ばない高みに達する暗示かもしれないな~と思いました。
見開きの咲さん、本当にかわいい第152局[一片]。
と、それだけで終われば平和だったんですが……
爽の黒い雲カムバック!
沢山の神々が生まれた中で、ペケレチュプ(日の神)、クンネチュプ(月の神)という二柱の光り輝く美しい神々は、この国(タンシリ)の霧(ウララ)の深く暗い所を照らそうと、ペケレチュプはマツネシリ(雌岳)から、クンネチュプはピンネシリ(雄岳)からクンネニシ(黒雲)に乗って天に昇られたのである。
とアイヌ神話にて書かれている所の、正にクンネニシ。
そこそこ早いスパンで帰って来るんですね。
しかし、問題は雲二つを使ってすらもネリーの運命を奏でる能力の前に無力だったこと! どんな能力か解らず終いでしたが、全国編Vita2でその全容も明らかになるでしょうか。シノハユVitaも欲しいですね。
これ、TSNA(テクニカルスーパーノヴァ淡ちゃん)は誰が来ても問題ないと言ってましたが、普通に絶対安全圏とか破って来そうでは……?
ネリーの能力は、運気の波を感じ取り悪い時には最初からオリ気味で打ち、他家の高い手を安手に差し込むなどして流し、自分の運気の波の高い部分を調節する。
そう来ましたか!
色々と予想して来ましたが、正に「運命奏者」にふさわしい、そして強力な能力!!
運気の調節を「昨日から」行っているというのも大事なポイントですね。決勝戦まで1日空くとしたら、そこでまた今回のような運気調節を行ってから臨むことができる。
「今こそ飛翔のとき――」は、雀さんに続いて一期EDの伏線をここでも回収して来ましたね。
本当に、初期からの丁寧な回収が半端じゃありません。凄いしかない。
そうなると、アレやコレやもその内回収されるのか、と期待もますます高まりますね。
しかし、絶対安全圏を破ったとして、果たして飛翔したフェイタライザーを深山幽谷の化身は抑えることができるのか?
そして、その怪物たちに咲さんはどう対抗して行くのか?
決勝戦の大将戦はあまりにも楽しみです。その前に松実玄さんが先鋒でテルーをトばしてしまうかもしれないですけどね(フンス)。
0 ヌリ
1 エルティ
2 オリ
3 サミ
4 オトゥヒ
5 フティ
6 エクフスィ
7 シュヴェディ
8 ルヴァ
9 ツフラ
10 アティ
こんにちは ガマルジョバ
どうもありがとう グマドロプト
「咲-Saki-で学ぶグルジア語」。
ネリーちゃんとより密なコミュニケーションを取りたい方は覚えるべきですね。
ちなみに、グルジア語では20進法が採用されているということで、このカウントと併せてネリーの「ヘソクリ」とも関係してくる可能性もありますね。
運気操作だけでも隙がなく相当に強そうなのですが、それ以上のヘソクリとは一体何なのか。
赤土先生はそれを見抜いていたりするのか。
世界ジュニアが伊達じゃない、ということが解ったので、世界編への期待も高まりますね。
非公式ですが元世界No.2を破った者として、私は赤土さんが世界優勝する瞬間も見たいです。
そして、11周年記念4コマ。
ええ、竜華が出るという時点でその可能性は非常に高かったですよね。
竜華単体で出てくる状況というのはなかなか考えにくい。
となれば。
もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
— オダワラハコネ/3日目シ39b (@odawarahakone) 2015, 12月 3
オダワラハコネさんがいつも通りVIVIDになっていることに安心する儀式。
なにせ、セーラ4コマ全部登場してますしね。
同じ、一人の少女に心も人生も乱される身としての切なる共感が止みません。
私、こう見えて千里山・怜竜大好き勢なので、今回の竜華は冬服バージョンの1ページだけでも3冊買う価値がありました。
ニーハイ竜華is最高。
立先生の描く枕神怜ちゃんもかわいい。かわいい。かわいぃぃぃ。
アニメでは安定していませんでしたが、もしかしたら冬服の時にはニーハイ履く設定なんでしょうか。
そして、ソースはどこから出した。
持ち方が可愛くてたまらないです。
あと、たこ焼き屋のおじさんは仮にも全国2位校のエースということで一般的な知名度はもとより地元でも有名人であろう怜ちゃんが来たのだから、1個とは言わずメンバーの倍数ぐらいサービスしたってや!とも。
しかし、それによって千里山の尊い掛け合いが見られたので、オヤジGJとも。
余談ですが、先日大阪阿部野橋駅前のやまちゃんで安定のたこ焼きを買って食べながら帰省していたので、これも運命を感じました。