前回記事:咲-Saki- 第150局&dreamscape更新感想




気付けば、ビッグガンガン最新号&シノハユ最新5巻の発売日ですが、そちらの感想はまたのちほど!

連休前の金曜日に、151局の読書&討論会をトリガーにて行いました。
ご新規の方々も含め、8名ほどが集まっての熱い場となりました!


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「あたらしや」のかきもちとお酒とパンフレットをお土産に持って行ったら、即撮影会が始まる空間、プライスレス。


次回は、12月4日、また咲-Saki-本編最新話掲載時に、トリガーで開催します。

本当は今日もやろうかと思っていたのですが

ビッグガンガン 2015 Vol.12 & シノハユ5巻発売記念飲み会 in やきとりくろちゃん

こちらがありましたので!

本日はワンダーグーの特典を手に入れ次第の吉野行きも考えましたが、今日明日のスケジュールの都合もあり断念。

代わりに「やきとりくろちゃん」にて皆さんとまた語らって来ようと思います。




あぐり先生も絵をアップしてらっしゃり、しかも心ちゃんと我らが吉野山の赤土さんということもあってテンションアップ!




以下はネタバレですので、ご注意下さいませ。






































































末原さんのグレートホーン的なポーズでの和了で終わった前局。
咲さんの親番は流されてしまったものの、果たして……!
という所でした。
そして迎える今回の151局[流儀]

その末原さんの和了によって、何と姫松が首位に!
やはり、咲-Saki-の大将戦は波乱に満ちています。
ダントツだった臨海がここで陥落するとは。
しかし、運命奏者である(仮)ネリー・ヴィルサラーゼさんにとっては、それは「計算通り」とでも言いたげな良い表情のコマがあります。

ここで思い出し気になるのは、全開の部長の反応です。
「振り込み自体は2回戦や東東京予選でもしている」
ということで、あたかも「牌に愛されていないように見える」ような状態がこれまで続いているネリー。
そして、今回逆転されるという展開までが、恐らくネリーの能力に関係していそうです。
部長が能力の正体を看破できていないということは、世界ジュニアでは能力を使っていなかった可能性も高いです。
それでいて活躍した、ということは本気で打てば地力が高いはず。
にも関わらず、こうもやられている、ということはやはり能力の発動条件に関わってくると見るのが妥当でしょう。
ダヴァンが能力を晒したことにもおかんむりだったネリーですが、ここではスポンサーへの注目度も考えて使ってくるでしょうか。

仮説としては
「失点した分、それ以上(1.5倍や2倍など)の点数が戻って来る能力」
あるいは
「他家がこれまでに獲得した素点を得る能力」。
こういったリベンジタイプの能力であれば、失点をして笑むことにも納得は行きます。
それとも、もっと圧倒的な「役満くらいくれてやる」的な爆発力を一点集中させる能力でしょうか。
わかんない!面白い!

一方、爽はまた新たなカムイを発動。
その名はフリカムイ!
自風以外の字牌を集める能力ということで、大四喜小四喜は難しいですが字一色や混一色混老頭などが圧倒的に作りやすくなる強力な能力。
これ、配牌で自風が暗刻の時に使えば最強じゃないですかね。制約で使えないでしょうか。
風神・雀明華さんと戦った時にはどちらが優先されるか気になります。

爽がここで残る能力を余す所なく使わない理由がない、と私はずっと思ってます。
優勝はできなくとも、決勝卓まで行く動機は有珠山にはあるので。
よって、まだまだ有珠山にも勝ち残りの目はあります。

で、ここで爽がカンをしたのが良いですね。
というのも、作中では名言されていませんが、立先生も監修したことが明言されている全国編Vitaにおいては、咲さんが他家にカンをされることで能力が阻害されるからです。
しかし、ここでは皮肉にも爽のカンによって咲さんにカンドラが乗るという展開に。

そして、全開は末原さんに速攻で能力を抑えこまれていたのに対抗するべく、部長から特訓を命じられて鍛えた「普通の麻雀」で抗いました。
ところが、今回は逆に自分の「流儀」を貫き通して、役なしドラ4をリーチせずに、マンガンツモも見逃して、嶺上開花ツモ三色ドラ4で倍満和了!
主人公が、全開で自分らしく。
ああ、何て素晴らしい……

更に、今回の和了牌が咲-Saki-シリーズにおいて重要な局面でのキー牌となっている1pであることもまた美しさを際立たせています。

咲1巻の表紙の文字の裏。
長野県予選決勝オーラスで衣がそれを捨てたことにより生まれた歴史的逆転和了。
そして、松実玄さんが万感を込めた、阿知賀女子の全国大会最初の一打。
照さんの謎の牌回転和了。

あらゆる大事な場所で出て来る1pがここで。
それは慕ちゃんの1sのように。
そんな「運命」も感じずにはいられません。

やっぱり、咲さんには嶺上開花。
こんなに美しくすばらだからこそ、麻雀でカンできる時は思わず嶺上開花を狙ってしまうのですね。
魔的な魅力がありますので仕方ありません。

と、そんな話をリアルタイムで読みながらできた時間は幸せでした。

さて、次回も掲載ということで、楽しみ増えてきてます!