最近「咲-Saki-」熱が留まる所を知りません。
今は消えていますが、元々サイドバーでも推していた作品。
何度読み返しても面白いです。
そんな「咲-Saki-」、こちらで、1話~3話までの試し読みが可能です。
http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/introduction/saki/
麻雀が解らなくても楽しめ、麻雀が解ればもっと楽しい作品。
そんな或る日のこと。
「阿知賀のドラゴンロードシミュレータ」なる神ソフトを作られた方がいるとの情報を得ました。
早速私も使わせて頂き、全てのドラが集まる女神・松実玄さんの打ち筋を疑似体験してみる事に。
1局目
13巡目ツモ ドラ8 倍満
早速これはひどいw
2局目
5巡目ツモ 嶺上開花 ドラ7 倍満
咲か!w
速過ぎます。普通の麻雀だったら、この2局で完全に勝負あり。
3局目
流局
但し、初順から発が対子。
対人戦なら鳴けていれば役牌ドラ7位で上がれていたかも。
最終的にドラ10になってますがw
4局目
流局
3局目と同じく、開幕発対子。
それを落としてもタンヤオドラ9イーシャンテンとか(笑)
ただ、カンドラが9mになってしまったので、タンヤオは消えてしまいました。
この辺はドラローさんの窮屈な所。
5局目
14巡目に中ドラ9をテンパイするも、流局。
この捨て牌で4-7s待ちを読み切るのは難しそう。
6局目
流局
12巡目にタンヤオドラ11(笑)をテンパイ
ツモれば数え役満でしたね~
7局目
11巡目テンパイ
17巡目 ツモ 飜牌 嶺上開花 ドラ7 倍満
また咲化しましたw
8局に1回倍満を上がれればほぼ勝利の競技でこの倍満率……
玄さん、恐ろしい子……!
8局目
流局。
カンドラが変な所に乗ると手が非常に窮屈になるので、タイミングが難しいですね。
5mや5s周りの牌が来ない時はちょっと大変。
でも、それは普通に打ち回している時もそんなに変わらない事情ではあります。
9局目
10巡目、タンヤオドラ5テンパイも流局。
10局目
12巡目にドラ12(笑)役無しでテンパイするも、上がる前に赤5sを引き込んでノーテンに。
もっと玄さんの打ち方に慣れていれば、3sを残す為に7s槓子落とし出来ていたでしょう。
阿知賀のドラゴンロードの破壊力を存分に楽しめる実験でした。
一方で、この打ち方に慣れていないせいもありますが、手の窮屈さは否めません。
表ドラが4枚集まるのでどうしてもカンがしたくなりますが、カンドラが変な所に乗ってしまうと上がり放棄かドラを諦めざるを得ないのが辛い所。
又、基本的にドラを全部集めきった時以外はリーチができません。
その場合でも、相手にカンされてドラを捨てるハメになると最悪。
リーチをかけられるとしたら決勝戦後半戦のオーラス位でしょうか。
そのせいもあって役無しが多くなるので、ツモとタンヤオがお友達。
それでも、ドラが来る事が解っているので独特の面子の集め易さはあります。
特に、5絡みの三色は他家よりかなり作り易いですね。
染め手やチャンタとは無縁になります。
「ドラが集まる」という単純な能力の先には、見たこともない麻雀の新たな地平が。
とても面白いです。
きっと、お姉ちゃんの特性で打ったらまた別の世界を見られることでしょう。
お嬢様切りまで再現したこのソフトを作られた方に敬意を表します。