昨日に続き、Orange920 Test10 Part5を解いて、ゆるーく慣らし運転中。
と言いながらも、常に本番の公開テストを意識して、可能な限り速く解く事を心掛けています。
自分の時間設定は、遅くとも8分30秒以内で、Part5 30問を解ききる事です。今日は、典型的な問題が多く、7分6秒で30問解く事が出来ましたが、これは実に稀です。
さて、その30問で気になった問題がこれです。
#115 CEO claimed that his ( ) accomplishment was his success in negotiating the mearger with A company.
(a) gratified
(b) most gratifying
(c) gratifying
(d) more gratified
この問題には2つのポイントがあります。一つは動詞であるgratifyの意味と形容詞的用法、もう一つはその形容詞を原級、比較級、最上級にすべきかどういです。どうですか、奥が深い問題ですね。
先ず、gratifyの語法から、(a),(d)か(b), (c)のどちらか2択に絞れます。
gratifyをシソーラス辞典で調べると、以下の類似動詞が現れます。
gratify = satisfy, please, delight, oblige, entertain, amuse, regale
文脈から、satisfy, pleaseあたりが妥当ですね。そうなりますと、satisfying, pleasing と同じような用法の(b),(c)の二択となります。更に、内容的には、最上級が来るとしっくりしますから、正解は(b)です。
ここで、最上級の形容詞の前は冠詞theが来なくてはいけないと思われるかもしれませんが、theのかわりにhisなどの所有格が来ても大丈夫なんですね。
皆さんは、いかがでしたか? いろいろなポイントがありますが、これを瞬時に判断して明快に解答するのがPart5の醍醐味です。
ところで、上記の問題に使われている「claim」ですが、日本語の外来語であるクレームとは異なる意味になりますから要注意です。空港などで、bagagge claim areaなんで標識ありますよね。外来語の「クレーム」はcomplainですから、これも覚えておいてくださいね。
それでは、皆さん、
一緒に英語の勉強を楽しんで頑張りましょう!