公務員試験は筆記→面接試験が課されるのが一般的。
新卒筆記は…難しすぎてパス。
経験者採用筆記は…結構簡単。簡単なSPI試験対策で何とかなる。
筆記はみんな頑張って。
さて、面接試験。
最終面接における最大の難題は次のとおり。(※一次、二次も同様の質問あり)
①なぜ、公務員になりたいんですか。
②なぜ、転職を決めたのですか。(辞められますか)
③なぜ、本県なのですか、○○県ではだめなのですか。(市・国でも同様の質問あり)
④本県の課題をどのように考えますか。
⑤本県の理念で一番共感するものは
⑥今日は何の日かご存じですか(※)
⑦コンピテンシー
【私見】
①公務員と民間の違いって何なのか。SWOT分析等のフレームを活用して自分なりに整理することが必要。
民間が営利目的なの対して、公務員は公共の福祉を目的としている(=非営利目的)
安定しているからとか、県民のために働きたいとか言う奴がいるが…まあ、落ちるね。
②自身の経験で感じた違和感、家族状況の変化、公務員に転職して行いたいこと、
自分なりのロジックを整えることが大切。ただ、基本的に前向きな話のほうがよいと思う。
仕事を行う上で、民間はどうしても対応できない部分に携わりたいから。みたいな展開かね。
なお、企業に勤めながら転職活動することは「自身の生活もあり、当然」という風潮が強く、
そんなに突っ込みはいられないと思われる。
③ここは最大の課題。少なくとも隣県との産業構造、政策等は比較整理しておくことが必要。
例えば、自身の強みは産業支援に強く寄与できる。そうであれば、工業系割合の多い本県でぜひ、
自身の○○といった強みを発揮したい等のロジック展開は行えるようにしよう。
④県が推す政策や、新規事業等のチェックは必須。また、基本的に政策批判はNG。
ロジックを展開するの出れば、政策の良い点、改善したらよい点、自分ならこういうアプローチで取り組む等の
組み立てで対応する。
地方では必ず「少子高齢化・人口減少」が課題となっている。アプローチ方法は様々。
産業誘致・産業振興を真っ先に思いつく人も多いだろうか、例えば子育て環境の充実(共働きしやすい環境整備)、
隣県のベットタウンとして交通網の整備や、計画的な都市整備をするのも一つの手。
答えはないので、民間経験者らしい多角的かつ俯瞰的な視野で考えるとよいかも。
⑤ここは最低限押さえておきたいポイント。ただ、どの自治体も「住民のため」というのは絶対の正義となっているので、
もし見ていないならそう言った視点から攻めるのもありかもしれない。
理念のうち、共感できるフレーズは押さえておこう。「自社に興味を持っている」と思わせるアピールポイント。
当然ながら、「なぜ共感するのか」を添えること。
⑥県によっては特別な日が面接当日のケースもある(例:広島、長崎→原爆の日等)
最低限、朝のニュースや新聞には目を通しておくこと。
⑦コンピテンシーは結構重要。要は、組織として職員にどの様な行動を求めるのかという考え方になる。
よく、自信過剰で俺スゲー理論を展開する奴がいるが、そういう奴ですごい奴と出会ったことがない。
口先番長で、知識の引き出しが少ない、経験不足でロジックが破綻するなど、入った後で厄介なタイプ。
経験者採用は特に組織のリーダーとして、チームをうまく活用して成果を挙げることが期待されている。
ただ、違うケースもあるので、募集要項で示される内容をよく確認すこと。
若い人はとにかく攻撃的&自信過剰な気質があるが、謙虚&チームワークを大切に。
参考程度になれば…