☆じゃ参万円♪請求書書いとくから(笑) | ★迷彩服の操体師!いざわっちの憂鬱★

★迷彩服の操体師!いざわっちの憂鬱★

      「何でもいいから、まずやってみる。
             それだけなんだよ。」岡本太郎

★彼の名前は山ちゃん♪
もちろんあだ名だ!

青森県は南部地方出身のナイスガイだ!
ちょっと前から同じ寮に暮らす30代男子。

えっ♪いざわんちの近くじゃん!!って思った人、当たり♪
山ちゃんのおねーさんと同級生が自衛隊で同じ部隊で一緒に仕事していた!!…なんとも狭い世界だ(笑)

昨日、理不尽なトラブルに遭い
身体的な痛みと
精神的もショックを受け!!
落ち込み
怒り!!
業界への不信感等々を抱え込むことになった。

身体的なのは
首の痛み、肩の痛み、ムチウチのような状態か。

今日の夕方、仕事が終わって帰ると、喫煙所に山ちゃんがいた。

「山ちゃんどうだった?」
今日は医者のところに行くと言っていた。
医者には、診断書を書いてもらったらしい。
こっちを向いて話せてるので、そんなには酷くないようなのは、不幸中の幸い。

「でも、首痛いんす。後ろにすると痛いんです。」
あー確かに後ろにいってないね♪
「ストレート・ネックになってますね。こんなとき痛めやすいので気をつけてくださいね」とか言われ、湿布を出されたらしい。

内心「出た~!!I何の解決にもならない発言!!これで料金一万ウン千えんI、しかも今回、ストレート・ネック全く関係ねーし。I」
「ストレート・ネック君、君がいるから、山ちゃん今こうしてわりと普通にしていられるのにね♪ここでも悪者にされてかわいそう…困ったもんだね、ヨヨヨヨヨ…ガクリ(涙)
┗(-_-;)┛」
あっ!内心でなくて、ちょっと口に出てたかも(笑)

「首、楽になりたいかい?」
「ハイ」って言うんで
椅子に座ってる山ちゃんの前に立って、
「これとこれ、どっち楽?気持ちいいほうでもいいよ♪」
右肩を耳に近づける動きと、
左肩を耳に近づける動きをやって見せた。

山ちゃんも「ん~」な顔をしながら、おんなじように肩を上げ下げして、比べている。
「こっちスッね♪」
右肩を上げてこう言った。

「オッケー♪オッケー♪じゃオレ後ろに行くよ♪」
肩に触れさせてもらいながら
「さっきみたいに右肩上げて、今度はそのまんま、左にねじるのと、右にねじるのとどっちいい?」
皮膚を誘導しながら動いてもらう。
「左っスッね♪ひだり♪」
「オッケー♪オッケー♪じゃ一回リセットして。ハイ深呼吸♪」
「オッケー♪じゃもう一回、右肩上げて、左にねじって、今度はほんのちょこっと胸をはる♪」
両手で肩の皮膚を誘導しながら動いてもらって、最後の胸張りは背骨付近に右手を触れて誘導♪

この時、こっちにはホワッと…これなんだ?っていう
心地よい生命エネルギーみたいなのが眉間辺りから全身に、そして相手にまで、その空間にまで広がるのを感じる。

操体法するときは大体ほとんど感じるこの感覚。
これが感じられたときはかなりの確率で変化もいい感じなのが多い。

さて、
「はーい♪オッケー♪深呼吸して♪」
「すーはー♪」
「首動かしてみて」
「あれ?あんまり痛くない♪」
「いいねー♪いいねー♪」
さっきよりも動きもすごくいい。
「じゃもう一回♪」
「右肩上げて、左にねじって、チョイ胸はる。」
さっきに比べるとホワッと感が少し薄い。
今はもう、十分ってことか。
勝手に解釈する。
「ハイ♪オッケー♪動かしてみて♪」
「さっきよりもいい感じ♪いざわさんすげ♪」
「ふふふ、だろ?請求書、書いとくから
壱万って。ちょっと立ってみて。姿勢変わったのわかる?」
「あーほんとだ!!」
「普段、落ち込むこと、ほとんどないですけど、今回ので結構、落ち込んでんすよ…。」
「せっかく落ち込んだんだからさ、この落ち込み味わってみる?これって人生のスパイスみたいなもんだからさ。」

山ちゃん、最初と比べてすでにあんまり落ち込んでいないことに気づいていない(笑)

「じゃさ、落ち込みMAX、もうどうにもならないを『10』としたら今なんぼくらい?」
「普段落ち込まないから『5』くらいかな」
「オッケー優秀じゃん♪」
「じゃさ、その感情ってどこら辺にいる?」
山ちゃんはみぞおちの辺りを手でぐるぐるしながら
「この辺りにいます。」
「オッケー♪じゃさ形はどんなん?」
目をつぶりながら
「楕円?細目の。」
いざわは山ちゃんの右横に座って、山ちゃんを視界に入れながらも凝視しないで、遠い目(  ̄- ̄)。

(  ̄- ̄)こんな目で質問♪
「それって平面?立体?」
「立体っすね。ボウリングのピンみたいな…」
顔はやや上向きで、呼吸もゆったりしてきているのが感じる。
「色は?」「温度は?」次々と
それを動かしたり。

ウケたのは、
「大きさをどんどん大きくして♪そうだなぁ2倍くらい」
「ハイ」
「今度はどんどん小さく…ドンドン…」

「ふぇっ~くしょん!!
(>ω<)/。・゜゜・!!」
突然くしゃみ(笑)
あっ♪なんか出たな♪そんな気がした。

山ちゃん
「あーびっくりした。いきなりくしゃみだもん!!
今ので飛んでっちゃいましたよ!!」
「あっやっぱり?そんな気がした(笑)
くしゃみしてなかったら、ここで本当に必要な形を残して終わろうと思ってたけど、からだが先にやってくれたね。ナイ~スバディ(笑)」
「本当に飛んでったみたい(笑)」

「せばさ、(それじゃ)さっき『5』って言った落ち込み度、今なんぼ?」
「『2』スかね…。」
「おーいいね~」
「さっき『5』って言ったじゃないですか。本当は『7』くらいだったかもしれない。」
「だったら尚いいじゃん♪今度またからだ動かしてみて♪」
「あっ♪さっきよりもいい♪」
「でも、まだ残ってると思うけど、昨日の今日だし、これは本当に必要な治るための痛みだと思うよ。これに思考やら感情がくっついてドンドンでかくなっちゃうのがかなり多いんだよね♪」

「ハイ♪請求書さっきのと合わして弐万にしとくから♪」
「(  ̄▽ ̄)いいスよ♪」

「こうやってさ、落ち込みとかを味わうってやってんじゃない。味わうためにはそのものを認識しなきゃ味わえないんだよね。
よくさ受け入れとか手放すとか言うけど、これまで落ち込みとか不安とかの渦に巻かれて溺れて沈んでいることすら知らないし気づいていなかった、そのことに気づかないと、ただの言葉とか知識では何の不安の解決にもならないんだよね。
だから、こうしてイメージを使ってあげると必ず落ち込みとか不安とか痛みに向きあったり、直視しなきゃいけない。
向きあったり、直視するってことはもう、落ち込み不安とか痛みの渦から一度は顔が上がって息をしてるってことなんだよね。」
「なんかすごいっすね!!」
「これ、今後の人生に本当に役立つから!!じゃ3つ合わせて請求書、参万にしとくから♪」
「いざわさん、これ三沢じゃなくて八戸でやった方がいいっすよ!!絶対♪」

血の池地獄から一度は出てもまた、もどっちゃう人もいる。
そっちの方が居心地いいんだべなー♪

ただ
操体法は、これまでの「常識」って言われることとは逆の事をやることが多い。

でもね、本当に当たり前のことを一つ一つ丁寧に重ねているだけ。
つまんないけどね♪

いや♪逆だな!!
当たり前のことで
余計な「常識」っちゅうもんを削ぎ落として行くだけ。
それだけで人ってキラキラ輝くからね
キラ☆キラ♪

山ちゃん♪目キラ☆キラしたよ(笑)
操体法は「知識」じゃなくて「実践」

3軸操体法とイメージを使った操体法には

操体法の自己責任って言われる、
「呼吸」「食事」「身体活動」「精神活動」プラス「環境」

知ってる人は
3軸操体法はからだ面だけ!
イメージの操体法はメンタル面だけ!
そんなイメージかも知れないけど、

この二つには「食」を除いた全ての部分が取り込まれていることにお気づきだろうか?

特に「環境」どこに環境があるん?
いつの間にか感じられるようになった。
ホワっとな空間♪
この空間は治癒力のための「環境」

この間、約20分
あっちゅう間に結果はでる。
からだはその可能性を見せてくれる。

その可能性を、確実性にするには
「心地よさ」とか
「痛さ」とか「苦しさ」ってわかりやすいから、それをインジケーターにしながら「実践」し続けるのが
一番いい方法だと思うよ。

でないと「常識」は常にどっからでもくっついて来るから(笑)

20分で人生が変わり始める操体法♪

たったこんだけで
人生が変わり始めるなら安いよな♪
続けたもんがちだよ♪
山ちゃん♪