今日は終戦記念日ですが
この日、必ず思い出す言葉があります。

「私の終戦記念日は8月15日じゃなかった」

樺太から引き上げされた東原美枝子さんの言葉です。
78年前の今日、ポツダム宣言を受け日本は終戦したけれど大変だったのはここからだったとききます。
…着るもの、食べるものも無い中で、生きるために再び火が灯ったのが『街頭紙芝居』でした。

この時期になると、コロナ前までは上野動物園で「かわいそうなぞう」を演じさせていただいておりましたが

コロナで色々なことが変わってしまい終わりになってしまいました。

でも、戦争反対の気持ちだけは生涯変わりません。

8月20日、川越の翌日ですが
サンパールでこんなイベントがあります。

うちにある戦争関係の紙芝居作品を全部って行く予定です。

よかったら観にいらしてください。

紙芝居は11時と13時からで
両ステージ違う作品を演じます。







不思議な話ですが


お盆には毎年


虫がやってきます。



うちは都内のマンションの5階です。

近くに公園もないので虫がくるというのは
滅多にないのです。





今年は

バッタさんが来てくれました。





私は虫が大の苦手で(笑)
全く触れません。


調べると


「ショウリョウバッタ」

という種類で


「精霊飛蝗」と書くようです。



お盆の時によく見かけるので
先祖が姿を変えたものと考えられ
この名前がつけられたそうです。












多分ですが

このバッタさんは、

コロナ禍で亡くなった
お義母さん(夫のお母さん)だと思います。



ちなみに去年は
アゲハ蝶になって
お義母さんが来てくれたんです。



気持ち悪がられるかもしれませんが

私は子供の頃から

こういうことを信じる性質です。





霊が見える体質ではありませんが

音で聞こえる体質です。

聴力もよい方ではありませんが

“虫の知らせ”を聴くのです。








うちの祖父が亡くなったときは

家中閉めきっていたのに

迎え盆が、終わり家に帰ると

壁に“蛾”がいました。

あ、これはおじいちゃんだなと思いました。



壁から、一歩も動かず
羽ばたきもせず
ずっとそこにいました。



窓を開けて、出そうとしても
じっとしてうごかないのです。


不思議なことは



送り盆が終わった日
家に帰ると


その蛾は消えていました。



跡形もなく、“消えて”いました。





お盆に、ご先祖さまや

大切な人が

虫になって(乗って)会いに来る

というのは

私は本当だと思っています。





みなさんも、素敵なお盆を御過ごしください。



私は、今週金曜日の
川越紙芝居の制作が終わりそうになく

泣きそうになっています(笑)







とら