雇用統計後、ドル円とクロス円は為替独特の動きでショートのストップを狙った買いが入った。

株や商品などではこの角度での上昇はなく為替の方はポジション整理されて週跨ぎし、どう動くかが注目される。

しかし先月と言い今月と言い、ADPの結果もそうだが本番の予想と結果のかい離が著しい。

各証券会社のアナリストなどの予想平均らしいが、ここまで非農業部門の雇用減を予想していた会社はなかった。

ここまで来ると証券会社や投資会社が変な意味でのサプライズを演出してマーケットをかき乱しているようにしか見えない。


来週の注目ペアはユーロポンド。

ドル円はいずれ下げるだろうけれど、雇用統計の日足陽線で数日間(下手すれば来週いっぱい)82円台のレンジを作りそう。

雇用統計発表前の位置までずるずる下げてもとのテクニカルに収まる可能性もあるが、やや下へは仕掛けにくいだろう。

というのも週明けはドル買いの流れを引き続きそうだ。

ユーロドルとポンドドルなどドルストレートがまだ下値を試しにいくチャートをしている。

ポンドドルは日足ではまだ上を目指しており、1.65をつけにいくと思われるので押し目買いを狙うにはいい位置だ。

ただユーロはもうちょっと深いところまでチャート的に潜ってきそうだ。

この通貨の強弱とユーロポンドのチャートに着目し、0.81を目指して下がっていくと思う。

ユーロポンドの日足を見ると今がチャンスと言わんばかりだが、週足を見るとちょっと時間がかかりそうなので、来週中に1月上旬安値の0.83を割らなければグズグズすると思うのでポジションをフリーにして次のチャンスを狙いたい。

またドルスイスも売り場を探してチャンスを狙いたい。

こっちは再来週以降になるかもしれないがドルスイスも週足で長いトレンドに入っていると見ており、そう簡単には反転できる形にはなっていないだろう。

金曜日の陰線で日足の形が明らかに弱くなった。

12月下旬の安値からの戻りと考えれば81円は割って10月の安値80円台前半を試しにいくところと考えられる。

多くの為替関係者が80円割れを一度は試すと予想しているから、私は市場は天の邪鬼だからもしかしたら割らないで反転するか、とも思っていたがやはり80円より下のストップロスを一度はつけたいという心理が働いているみたいだ。

ドル円を売ろうか迷ったがドルカナダでややカナダが売られ始めているチャートを示していたのでこれに乗じてカナダ円を売ってみた。

今回はベストチョイスできたのではと思っており、安値を見るのが数日かかる可能性もありスイングで何日間か持とうと思っている。

もしかすると先週に引き続いてユーロが最弱の通貨になる可能性もあるが他全通貨に対して日足が以前強く押し目になってユーロの買い戻しも置きそうなのでユーロはスルーした。

主要国通貨と円のペアを週足で分析、今年前半の予想


ドル円・・・下げトレンドで底を形成中。今年前半は目立った動きなさそうで80~85円を推移しそう。ブレイクは後半か。エネルギー拡散で80円割れか85円超えへ。ただ80円割れなら長期保有前提で買いでよろしいかと。円相場の史上最高値を更新してくる場面がみられるが、オージー米ドルのように更新したらその先のストップがどれくらいかをまず見るだけで、更新前の水準に戻ってくるのが相場。それに長期の円高トレンドも80円の2番底を試し終息する可能性があり、人口減少とGDP頭打ちで見通しが悪い日本の「円たたき売り相場」に備えて底の可能性が高い水準で円を売るチャンスでしかない。

ユーロ円・・・トレンドの終焉も見られる。2月も110円を割れずにこの下値を切り上げ維持すれば去年誤発注で下がる前の水準の120円台前半の相場がやってくる。2月で売りこまれたら形が悪くなり、前回安値105円トライも。2月もボラが高い通貨のひとつとして注目でき1週間でショートとロングのポジション残が逆転してロングが大きくなってきたことも注目でき、これがエネルギーとなって相場を作ると思われる。

ポンド円・・・長期的に見て売り。ドルストレートが買われているもののドル買い相場になったら下げ幅が大きくなる。ただし120円台前半は簡単に割れそうでなく、割れるならばもう一度140円まで上げて勢いをつけてからになりそう。

豪ドル円・・・意外にもそこまで強さは期待でいない。今年前半は小動きの中上値を抑えられるだろう。むしろ今年後半以降にロングのたまったパワーが原動力となり去年安値72円まで一気に行く可能性も。大きく動くのならば間違いなく下げの方向だが、豪ドルは個人の買いのパワーが凄く70をどんどん割れるような相場は期待できない。70円半ば~80円前半を何往復かしてレンジの上抜けを来年以降待つのが吉か。

キウイ円・・・あまり動きがなくテクニカルも横向きすぎて困るのだが、あえて言うなら買い。今年前半くらいのスパン予想なら大きく下げるトレンドを形成する形とは程遠い。

カナダ円・・・上値は重いが下値を支えられて徐々に上に向かっていきそう。ただし大きく動くなら今年前半は期待できない。つけても90円に届かないくらい。

スイス円・・・かなり強い。ユーロと騒がれているが今年前半の主役はスイスと言ってもいいくらい。この週足予想もたまたまスイス円の週足を見て、あまりの形の良さに驚いたために記事にした。目標は2009年の高値超えをして、2008年10月の大暴落が始まる95円付近を狙えるだろう。懸念される介入もユーロスイスの上昇で今はスイス買いをしやすい。