幸運が重なりとある寺院で彫刻を鑑賞することが出来ました😊

これほどの彫刻を誰が?と思いネットで調べてみましたが、

どう調べてみても何も情報は得られませんでした。

 

どうやらこちらは関係者以外にはほとんど知られていないようです。

なので残念ながら詳細は非公開とさせていただきます。

盗難を危惧してのことなのでどうかご理解ください。

 

下矢印欄間に素晴らしい彫刻が並んでいます。

目にした途端、思わず歓声を上げてしまいました😆

 

下矢印一番左に虎

 

下矢印文覚上人の滝行

こちらは二枚使っての大作でした。

 

下矢印文覚上人もんがくしょうにん

 

下矢印制多迦童子せいたかどうじ

大聖不動明王のお使いで息絶えた文覚を助けに来た。

 

下矢印矜羯羅童子こんがらどうじ

 

下矢印

 

下矢印獅子に牡丹

 

 

下矢印目にガラスが使われています。

素晴らしい彫りですが、やや粗削りな部分もあります。

作風なのか?時間の制約が厳しかったのか?

 

下矢印羅漢さま

 

 

下矢印一番右に龍

 

下矢印山号額も実に素晴らしいものでした。

 

下矢印内陣境にも彫刻がありました。

 

下矢印羅漢さま

 

 

下矢印こちらは大工勇助という方が彫られたようです。誰?って感じですが😅

 

下矢印中央に鳳凰

 

下矢印左側に麒麟 獬豸かいち

 

下矢印裏面に勇助が書いた説明が残されていたようです。

 

下矢印右側に獬豸かいち 麒麟

 

龍元さんのご指摘により、麒麟と獬豸の説明が逆だったことに気付き修正しました。

 

廊下の彫刻は奥に較べ明らかに新しく見えますし作風も全く違うので勇助の作品ではないようです。山号額と同じ明治時代に作られたものではないかと推測しました。いずれにしてもこれだけ保存状態のいい彫刻ですから、不届きな輩に狙われる可能性は高いと思います。しかもこちらの寺院、普段は無人でセキュリティも入っていないようでしたからとても心配です😅いつまでも荒らされることがないことを願います。