2022/5/3 参拝
私は寺社巡りのツールとしてgoogleマップを使っています。
彫刻があり行きたい神社には緑色の🏴を立ててあります。
幸手市郷土資料館にはその緑色の🏴が立っていたのですが、、、
実は何故そこに立てたのかすっかり忘れていました(笑)
まあ必ず何かあるはずだと思い、寄ってみました。
外観の写真は全く撮りませんでした。すみません😅
詳細はこちら
入館料はなんと無料です!
無料なのに受付で朝顔の種を頂きました♪嬉しい
歴史展示室には残念ながら特に私の興味を惹くものはありませんでした😅
ささっと見終わり、旧吉田小学校の校舎を利用した民具資料展示室へ。
母校でなくても懐かしい気分に浸ることが出来ます😊
一つ、二つと展示室を覗いてみましたが、やはり興味を惹かれるものがありません😅
この部屋に入ってやっとチェックしていた理由を思い出せました!
山下家の諏訪神社、これです!これが見たかったんです!
まあ、すっかり忘れてしまっていた訳ですが😅(笑)
かつてはこの様に祀られていたようです。
彫刻は後藤義光の作とのこと。
小ぶりながら大変見事な社殿です
個人でこんなに立派な神社を建ててしまうとかすごいですね。
扉脇の昇り龍、降り龍。
左側面。
胴羽目は楠木正成・正行親子の桜井の別れ。
背面は養老の滝
右側面。
胴羽目の彫刻、一目見て「あれ?これはもしかして?」と思いました。
設置されていた解説板にはこう書かれていました。
左側胴羽目彫刻の主題「高山彦九郎(か?)」
江戸時代後期の勤皇家高山彦九郎が、京都遊学を志し、三条橋で皇居を伏拝し「草莽の臣、高山正之」を連呼した場面と考えられる。
しかしですね!
私は右側の桜の幹に何か彫られているのに気づいてしまったのです!
残念ながら全ての文字は判読不能ですが、文字数は十字に思えます。
つまりこれは「児島高徳の白桜十字詩」だと私は思います。
きっと十字の詩を彫った後で、「お救い出来ず申し訳ございません。」というような思いを帝の方を向いて伝えている場面なのではないかと思います。もし正解だとすると、「刻んでいる場面」と「後醍醐天皇が十字の詩を読んでいる場面」の間に入る場面で、大変珍しいと思います。
脇障子は表裏で図柄が違う凝った造りでした。
右側脇障子表面は獅子に牡丹
裏面は鷹。
左側脇障子も表面は獅子に牡丹
裏面は孔雀?
素晴らしい彫刻を間近で存分に鑑賞出来て大満足でした😆
いつまでも大事に護って欲しいと思います。
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