小山市付近に彫刻のある神社が多いことは随分前から知っていたのですが、
ちょっと遠いかなという気がしていて、なかなか行けないままになっていました。
しかし先週の日曜日、急な思い付きで下野市方面に出掛けてみたところ、
高速をうまく使えば大して費用も掛からずに楽々行けることがわかりました
で、実は先週、小山市の神社を回りながら帰ってくるつもりが
時間切れで全く寄れなかったので、今週も行ってきてしまいました(^^ゞ
参道入口
鳥居脇にあった解説板
参道の両側は畑になっていました。
西側を見ると遠くに大平山~晃石山が見えました
南側を見ると、、、
おっ!あそこに見えるのは!!
筑波山です
小山市まで来るとけっこう大きく見えるので嬉しくてついつい撮ってしまいます(笑)
鎮守の森は少し荒れている印象でした。
拝殿
ちょっと個性的な狛犬さん
向拝の龍もなかなか迫力がありました。
拝殿内部
奉納された額が何枚か飾ってあるように見えましたが、、、
よく見たら両側の二枚は欄間にはめ込まれた彫刻でした
こちらは二十四孝の一人、郭巨ですね。
向かって右側はやはり二十四孝の一人の孟宗
向かって右側にだけ側面にも彫刻がありました。
こちらは仙人の烏鷺(うろ)ですね。
お参りと拝殿内の鑑賞を済ませ、本殿の鑑賞に向かいます
拝殿脇にあった本殿の解説板
こちらが本殿覆屋なのですが、見た瞬間に愕然としました
覆屋にはなぜか下部にだけ網が張られていました。
全面を覆っていれば鳥避けだとわかるのですが、下部だけってなんのためでしょう?
そして覆屋だけでなく、外側はしっかりと井垣で囲まれていました。
これでは撮影どころか鑑賞さえもまともに出来ません!酷過ぎです
まあ道具を使って何とか撮影出来たのでよかったですが(笑)
ではではご覧ください😊
左側胴羽目
初めて見た彫刻で、題材は見当もつきません(>_<)
背面
こちらも全くわかりません
右側
これはわかります!三聖吸酸図ですね
釈迦と孔子と孟子が桃花酢を舐めて、三人ともに酸っぱがっています。
誰が舐めても酢は酸っぱい、宗教や思想が違っても真理は一つという意味らしいです。
腰羽目には三面とも唐子遊びが彫られていました。
少々苦労させられましたが、無事撮影出来て良かったです
すっかり覆い隠されていて全く見られない神社も多いですから、
文句など言わずに感謝しないといけませんよね😅
2019.11.17 参拝