この日5社目、トータル12社目の箒根神社です。
実はこの箒根神社こそが、前回下調べ不足で寄り損ねてしまったところなのです!
こちらが入口。ちゃんと太鼓橋が残されていますね。
ここに来たかった理由はこれ!
どんな彫刻があるのかは自分で見て確かめたいので、敢えてよく調べていません(笑)
ワクワクしながら鳥居を潜ります
立派な灯籠と拝殿が迎えてくれます。
灯籠には文政元年(1818年)と刻まれていました。
拝殿内部
お参りを済ませ、本殿の鑑賞へ向かいます♪
こちらがご本殿です
海老虹梁もお見事です
右側面は神功皇后と武内宿禰と応神天皇
右側面はおそらくヤマタノオロチだと思われます。
おそらくとした訳は他のオロチには必ず彫られている特徴がないからです。
一つはクシナダヒメ、そしてもう一つは酒を入れた瓶です。
改めて考えてみると、何も確信を持てる材料のない彫刻なのですが、
他の二面が日本神話を題材にしていることもあり、見た瞬間にオロチだと思ったのです。
まあ結局一番の理由は、私にはオロチ以外の題材が思い当たらないってことなのです(笑)
そして背面は天岩戸
オロチとは打って変わって大勢の人物が彫りこまれていますね。
登場人物9人は私が今まで見た天岩戸の中でも堂々の第一位タイです!
何故オロチは最小限で天岩戸は最大限で表現したのか?
作者の意図はわかりませんが、どちらも素晴らしい彫刻だと思います
ここを参拝した時間は、けっこうな雨が降っていました。
しかし全く気にせずに、素晴らしい彫刻をじっくりと鑑賞してきました
山登りやバイクでのツーリングと違い、雨でも楽しめてしまう神社巡りは質が悪いです(笑)
2019/7/21 参拝