彫刻があることを知り、佐野市の示現神社へ。
到着して、ネットで事前に見た写真とあまりに違うので愕然としました
何故かというと鎮守の森が半分無くなっていて、剥き出しの状態になっていたからです。
画像の左側には杉が残っていますが、右側にも同じようにあったはずなんです。
私が参拝したのは6月、どうも4月に伐採されてしまったようです。
あれだけの杉を伐採するにはけっこうな費用が掛かるでしょうから、
きっと仕方のない事情があったのだと思います。が、やはり残念です
気を取り直してお参りしようと社殿に近づくと、なにやら見たことのない感じの狛犬さんが!
いやいやいや、でっぷりし過ぎでしょ~
間違いなく今まで見た中で一番太ってる狛犬さんでした。
もちろん右側も同様に太ってました(笑)
胸の肉が前足の上でたるんでる感じがすごいですよね
そんな狛犬さんにすっかり癒されて、彫刻を見に向かいました。
おやおや、ここの彫刻は随分とすっきりした感じ。
やはり前の記事の羽黒神社と同じく、高名な彫工の作品ではない気がします。
ところで一番上に鬼がいて、その両側に天女様らしき女性が彫られているんですが、、、
え~?あまり美しくない?なんで?
右側の上部にも同じように鬼と天女様が彫られていましたが、こちらもやはり、、、
背面は高砂と思われる彫刻でした。
箒も熊手も持っていないし、鶴も亀もいないけど、高砂なのだと思います。
ところで!不思議なんです!
脇障子の彫刻だけ明らかに作風が違ったんですよね!
ここだけは腕の立つ人が彫った作品に見えるんですけど、なぜ脇障子だけ?
予算の関係か、何かの事情で全部は頼めなかったんでしょうか?
ところで、なぜか右の脇障子は撮り忘れたようで画像がありませんでした
立派な社殿を持つ素晴らしい神社でした。
それにしても狛犬さんの印象が強烈過ぎでした。
2018/6/2 参拝