2018年になったらね。
◼︎ 🐅、ウズウズが止められない の巻
9月半ばから予定ぎっしりの🐅。8月はカラダを休めるべく、なるべく週末の予定を入れないでおいた。ところが、週末になると……うずうず。土曜日になると、うずうず。日曜の朝になると、ウズウズ。もうだめ、我慢できない!!
そんな8月をなんとかおとなしく終え迎えた9月最初の土曜日。休日出勤中、ふいにラジオから「竹島水族館が……」と聞こえてきて思わず「行きたいなぁ」と呟いた。と、同僚がすぐさま検索。
同僚: とら氏! 明日9/3を最後に休館に入るみたいですよ! 改装工事するみたい!
🐅: なんですと⁉︎ 行かなきゃ!
とはいえ日曜も予定をいれない予定になっていて。がしかし、朝起きてうずうず。昼が来て、ウズウズ。昼過ぎて「ええい! ガマンはカラダによくないんだぞ!」。
出発です。
◼︎ 初めまして、竹島水族館!
到着したのはなんと15時。秋が香りだしたこのごろ、日はすでに傾き始めていた。
しかし耐震工事の休館前の最終営業日とあってか、オンボロ、という表現がしっくりとくるビルには、まだまだたくさんの人が入っていく。噂どおり、前情報がなければ不安に襲われ「やっぱやめよっか」ともなりかねない外観。それでも駐車場も車でいっぱい。これは期待が膨らむぞ。
◼︎ ワンコイン水族館
まずは500円玉を握りしめてチケットを購入。水族館なのにワンコイン! ちなみに私は成人してます。大人です。
では比べてみよう。
◻︎ サンシャイン水族館(池袋): 2,200円
◻︎ すみだ水族館(押上): 2,050円
◻︎ シーパラダイス・アクアリゾーツパス&アクアシアター(八景島): 3,200円
◻︎ 新江ノ島水族館(江ノ島): 2,100円
◻︎ 名古屋港水族館(名古屋港): 2,000円
◻︎ 下田海中水族館(伊豆急行下田): 2,000円
◻︎ 京急油壺マリンパーク(三崎口): 1,700円
◻︎ 美ら海水族館(沖縄県国頭郡): 1,850円
※すべて高校生以上の大人一般料金(2017年9月時点)
いかがだろうか。今まで行ったことがあると記憶する水族館でざっと思いつくところを調べてみたのだが、うん、圧倒的。群を抜いてお安い。
ただ念のため……、群を抜いているのは入館料だけではなく、規模の小ささも、ということも強調しておかなくてはならないだろう。上記のいずれの水族館も、値段だけで比べるとお高いが、実際に行ってみると高コスパであることは間違いない。これらの水族館から出てきて入館料に首をひねったことなどなく、どこもまた来ようとかならず思う素晴らしい施設だ。
このほか、行ったことあるよ、と親から聞いたけど記憶にない葛西臨海水族園は700円。ただ記憶にないので規模がわからず今回はリストから除外も、あの孤独MAXだったであろうマグロは今どうなっているのかなど、気になるところ。
◼︎ アシカ・ラブちゃんの授業参観
気張らず、手軽にいける水族館。もはやチケット購入というより、500円玉と交換、という感覚。果たして館内はどんなだろうとワクワクしながら行り口に行くと…
あらちょうど15時スタートのアシカショーが始まったところ。ショー鑑賞からスタートすべく、屋外エリアへ急ぐ…と、ものの30秒で到着。
oh! how COJINMARI this aquarium is!!!
会場もそれはこじんまりしていて、5mほどのひな壇が4〜5段。そこへ立ち見客もぎっしりとなだれ込んでおり、屋外にも関わらず酸欠になりそう。
奥には一身に注目を集めるアシカのラブちゃんが見え……ない! 元気なお姉さんの声とお客さんの歓声で、ラブちゃんの頑張りっぷりと熱気が伝わってきた。
距離が近くてとってもアットホーム。懐かしいこの感じは……そうだ、まるで授業参観! いや、生活発表会? 大きな水族館のプールで、アシカくんがみんなの近くに行くよー! という迫力とはまた一味違う身近な臨場感。プログラムの1つに、愛情 という項目が混ざっているようなそんな温かみであふれていた。
◼︎全4フロア、濃縮還元型
声だけで楽しむのもな、ということで、他のお客さんがラブちゃんに夢中なあいだに館内をまわることに。
フロアはざっとこんな感じ。
◻︎ エントランス左サイド…ウミガメもいるよ! エサやりもできる、パクパクおさかなプール
◻︎ エントランス正面…オオグソクムシもカニも触れるよ! さわりんぷーる/お土産コーナー/マンション型展示、たけすいの小窓
この水槽と岩の真裏にたけすいグッズが所狭しと並んでいます。凝縮感。たまりません。なんだか子どもも大人も楽しそう。
◻︎ エントランス右から入場…なんともフォトジェニックなクラゲで始まり、カピパラさんまでお住まいの、充実のメインフロア
◻︎ エントランス左から入場…水槽の中も外もみんなまったりムードなフロア、まったりうむ
本当にこじんまりだなぁ、と思ったそこのあなた、侮るなかれ。展示されている深海の生き物は国内最多種数の100種以上とのこと。そしてほかの水族館ではみることのない、あのビレバンも真っ青な愛&ユーモアあるPOPの数々。いわば、KING OF POP AQUARIUMなのだ。