一日の中で「これは固い!」というレースは必ずあるものだが、

最終的には配当との戦いとなってくる。

 

獲ったところで、利益にならなければ競艇をやっている意味がない。

 

以前JRAのCMで

「競馬はロマンだ」なんていうのが流れたことがあったが、

競馬で多額の負債を抱えて起死回生狙い?

危ない、危ない、やめておけ。

ハズレでそれでもロマンだなんて口ずさむ人がいるだろうか?

 

負けても負けてもレース場に足を向けるコアなファンも多いが、

趣味の領域を超えて大きな負債を抱え込むことになればもはや趣味ではなくなる。

 

ワシは、

所詮ギャンブルは勝つか負けるかの世界。

儲かってナンボの世界だと思っている。

 

だって、負けが続けば戦えなくなる。

好きなボートをやり続けるためには、利益が必要になってくるのだ。

ワシだけでなく、うちの会員さんはそう思っているに違いない。

 

以前にも書いたと思うが、

ワシが勝負に出る基準と言うのは、回収率300%以上の時。

「これは固い!」と思って回収率が300%を超えていればまず買う。

回収率200%でも、ほぼ間違いないと思えるものであれば買うこともある。

 

ギャンブルで大事なのは「平常心」であると思っている。

焦りがある時っていうのはまず勝てない。

「絶対に儲けて帰らねばならない」なんて気持ちでレース場に行ってごらん。

だいたい、すっからかんになって落ち込んで帰るのがおちだから。

 

冷静さを失っているときは打ってはダメ。

良いこと一つもないから。

そういう時は「ケン(打たないで見ているだけ)」に限る。

 

そりゃ、人間だもの。

当たれば嬉しいし、ハズレたら悔しい。

でも、ワシらなんかはアタリ(儲かっている)でもハズレ(損してる)でもだいたい5分くらいで冷静になれる。

5分経って現状分析して現在の立ち位置を確認する。

つまり、この段階での収支の確認である。

「いくら儲かってるのか、いくら負けてるのか」

これを客観的に把握する習慣を持てれば焦ることはなくなってくる。

 

負けているときに現状の立ち位置の確認ができなければ不安は倍化するし、

儲かっているときも雑に打ちがちになってしまう。

~結果、どっちにせよ良い方向には向かないものだ。

 

必要以上に焦ってはダメ、

必要以上に喜んではダメ。

 

根拠の薄いレースにぶち込んではダメ、

根拠があるレースにしっかり打つこと。

 

現状で儲かっていても必ずヤバい時が来る。

その時も努めて冷静になること。

冷静な自分になってから勝負するべきレースで積極勝負。

 

現状で損していても焦る必要はない。

必ず、チャンスは出てくる。

必ずである。

「その時までじっくり待つんだ」くらいの心構えを持ってほしい。

勝ち組への転換はさして難しいものではないから。

 

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