前回に続いて、衰退期の話を書こうと思います。

皆さんが支部会員でしたら、支部内の運営の負担についてちょっと考えてみてほしいと思います。

資料を精査していないのですが、県内のとある支部の支部長さん、支部長になってから今まで1度も支部例会で対局していないようです。私が見た範囲では、その支部の例会は参加者の1割近くの運営員を要し、その運営員は対局できない感じに見えます。支部外の私が口を出すことではないとは思いますが、運営負担が大きすぎるように感じます。


これは私の持論ですが、当日受付方式にすると運営労務がグッと増え、運営の大変さに運営員の成り手が減ると考えています。支部存続の分水嶺の大きな要素だと思います。

ただ、衰退期に入ってしまった支部は当日受付でも大丈夫なはずです。何しろ新しい参加者がほぼ来ないのですから、参加者がかなり固定的であり、準備内容も事前にほぼ予測できるためです。


私が言いたいことは上記の裏返しです。つまり「例会は当日受付でいい」という人がいたら、その人は自分の支部が衰退期に入っていることに気付いていない可能性が高い、ということです。

(もちろん、将棋が盛んで運営員確保も容易な地域である場合も当日受付をこなせると思います。)