「生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した」という記事があります。以下は抜粋です。

公立校での欠席状況は、最近までは紙に記録されていた。無断欠席者数や平均出席率といった数字だ。そして、無断欠席に学校は罰則で応じていた。

〔中略〕

転機になったのは、15年に教育改革に関する「すべての生徒が成功する法(略称=ESSA)」が成立したことだった。折しも、さまざまなデータの電子化が進み、長期欠席も重要事項として全米レベルで認識されるようになった。17年までには、州の大多数も学校運営の基本指標として長期欠席の数値を見るようになった。

その記事に対するこんな呟きを見つけました。

各地域ごとに紙で維持されていたデータがデジタル化で共有される事により社会の問題がより浮かび上がる時代となり、そういうデータを活用して実際に取り組みとして応用されて、企業もそれに応えて社会奉仕と自社の社会的価値の向上のために協力するのはとても良い。

その通りだと思います。


将棋界もそろそろそういう取り組みができるといいのですけどね。

「この○年間でこの市町村の将棋の場に来てくれた小学生は○人、そのうち2回目も来てくれた人は○人、2か月以上続けてくれた人は○人、2年以上続けてくれた人は○人」みたいな情報がほしいところです。

以前も書いたと思いますが、子どもが将棋に興味を持ってくれる期間で子どもを分類すると、2か月程度・2年程度・20年以上、みたいに分類できるかと考えています。その中で「2か月程度」の子にどうやって更なる興味を持ってもらうのか、というところが割と重要な気がします。上達が実感できるかどうかが鍵ではないかと考えています。

あと、統計調査というよりも事例研究になりますが、初めて将棋の場に来た子どもがどういう表情・動きをしているのか、録画して分析してみたい気持ちもあります。例えば初めての対局だったらあれこれ口を挟むのはダメで、基本的に子どもに好きなように指させてあげる (そして負けてあげる) ことが重要かと思います。そういうことも、録画しておけばかなりはっきりするような気がします。