先日、ついに彫駒を買ってしまいました。

正確に言うと、今までも彫駒を持っていなかったわけじゃないのです。ですが、私が持っていた彫駒は、「王飛角だけが彫駒、しかも並彫」という代物でした。なにしろ net auctions で1組500円くらいで買った中古でしたので、そういう駒でも文句は言えません。

店頭で購入を検討するまでは、「いつか彫駒を買うとしても、木の材質は何でもいいや」と考えていたのですが、黄楊と白椿とを比べて、高いのに黄楊を選んでしまいました。年に数回お世話になっている将棋教室で黄楊の駒をつかっているので、その影響もあったのではないかと思います。

ああ、これで私も今からちゃんとした彫駒の持ち主です。

「棋力が見合ってない」? 分かってます、そんなことは。でも、棋力に関わらず将棋の駒を所有する楽しみってのもあっていいように思います。

私にとっての将棋の駒の原点は、小学生の時に親に買ってもらった木の駒です。量産型の押駒で、押しずれもあるような品質の駒でしたが、独特の5角形、あの小ささ、そしてパチンと音がすることが魅力でした。

小学校では、原始棒銀を使う子にいつも惨敗するくらい弱かったですけどね。それでも、駒の音が気持ちよかった思い出はいつまでもなくなりません。