毎週日曜日に所沢の航空公園で行われるTOPSの練習。
「今日のフルコース」ではその練習メニューを紹介します。
10時00分練習開始
⇒Core muscle training
⇒Dynamic stretch
⇒Pass philosophy
⇒7 minutes run
⇒Contact philosophy
⇒２minutes run
⇒Kick & Hide
今週は代表者会議がありいよいよ春シーズンの試合が決まりました。
対戦するのは、
普段から合同練習でお世話になっている川越ファイターズ、
ここ２シーズンぐらいはうちの人数不足により試合を成立させれていない音羽クラブ、
昨シーズン大差で敗れたオーバーザトップと結構な死のグループのようです。
ファイターズに関してはよく一緒に練習させてもらっているので何となく勝手が分かりますが、
音羽クラブ、オーバーザトップに関しては選手のプライドが非常に高く、
TOPSなんかに負けるのはありえないと思っているチームなので
相手の出身校を聞いてビビってしまうメンバーが大半を占めるTOPSは良いカモだと思います。
埼玉県リーグの中でTOPSは言わば羊のようなもので狼などの肉食獣が来れば逃げてばっかりです。
捕食者に追いかけられて逃げてばかりいたらいつか捕まって喰われるのが分かってるのに
逃げることばかり考えてこの２シーズンぐらいは同じような敗戦を繰り返してます。
動物は長い歴史の中で様々な進化を遂げてきました。
運動能力の低い動物は少しでも危険を減らすために木登りなどの特殊能力を身に付け
少しは速く動ける動物はその速さに磨きをかけて生き残る術としたわけです。
しかし、今は絶滅していませんがその昔
ニュージーランド（？）にドードーという種類の鳥がいたそうです。
普通の鳥は生き抜くために空を飛ぶという特技を持っていますが、
ドードーは飛べないそうです。
かと言って動きが速いということもなく鈍重な生き物だったそうです。
何故このような生き物が存在出来たかと言うと、
ドードーが暮らす島には天敵がいなかったからと言われています。
能力が高くもないのにドードーが存在出来たのは島の中では食物連鎖の頂点にいたからだそうで
飛べない、動けないに加えて襲われた経験すら彼らにはなかったと言われています。
そんな奇跡的な環境で暮らしていたドードーが絶滅した理由は
島に上陸した人間に狩り尽くされてしまったのが原因だと言われています。
なんでも島に上陸した人間を見ても
ドードーは身動き一つ取らずに次々にハンティングされたそうですが
長い間敵のいない環境で暮らしていた彼らは戦うことはおろか、
逃げるという本能すらなかったそうです。
狩りをする側からすれば、動いてもどん臭く、逃げようともしないドードーのハンティングは
ストレス発散にはもってこいだったと思います。
ザクさんをはじめ多くのTOPSのメンバーは敵と戦ったこともなければ
ラグビーというスポーツの中で生き抜こうとすらしなかった人がほとんどです。
ある意味TOPSも埼玉県の中ではドードーのような存在かもしれません。
しかし新メンバーをはじめ新たな科学変化を起こしたTOPSが
春シーズンに旋風を巻き起こすかもしれません。
★★★埼玉県で一番まであと１２００km★★★